中高生とテレビ
2019-06-27 13:00:55
中高生のテレビ視聴事情:意外な結果が明らかに
中高生のテレビ視聴事情
最近、スカパー!が実施した中高生を対象としたテレビ視聴に関する調査が注目を集めています。忙しい日常の中で、テレビがどのように位置づけられているのか、驚きの結果が示されました。
テレビ視聴頻度
最新の調査によると、74.6%の中高生が「ほぼ毎日」テレビ番組を視聴していると答えています。特に中学生に関してはその割合がさらに高く、なんと80%に達しました。この結果は、“テレビ離れ”が進んでいると言われる中高生にとって、意外な数値と言えるでしょう。
人気のテレビ番組
調査では、中高生が最もよく視聴する番組のジャンルとして、「バラエティ・お笑い」や「国内ドラマ」、さらに「ニュース」が挙げられています。その中でも中学生は41.8%が「クイズ番組」を好んでいると回答し、人気の高さを証明しています。特にバラエティ番組は65.6%と圧倒的な支持を得ており、多様なコンテンツへの興味が伺えます。
自宅にテレビは必要か
「自宅にテレビがあったほうがいいと思うか」という質問には、79.6%が「そう思う」と回答しました。この数字に「どちらかといえばあったほうがいい」と答えた層を加えると、なんと94%に達します。このことから、中高生にとってテレビは生活に欠かせないアイテムであることがわかります。
番組視聴の決め手
番組視聴において決定的な要素は、視聴するメディアではなく「おもしろさ」であることが示されました。中高生の8割以上が「面白ければテレビ番組でもネット動画でも気にせず見る」と答え、コンテンツの質が視聴を左右することが強調されました。これにより、テレビとネットコンテンツの境界線がますます曖昧になってきています。
学校でのテレビの話題
さらに、学校でテレビ番組について話題にすることが多いという学生も多く、中学生では6割以上、また高校生でも過半数がこの傾向にあるようです。テレビは依然として、友人同士のコミュニケーションの重要な要素となっていることがわかります。
家族のコミュニケーション
家族と共にテレビを見る時間があるかとの問いには、8割以上の中高生が「ある」と回答しています。特に中学生は6割以上が共に見ると回答し、高校生でもその割合は8割を超えます。こうしたデータから、テレビ番組が家族の絆を深める役割も果たしていることが伺えます。
録画視聴と見逃し配信
また、スケジュールが合わない時には録画を活用している中高生が8割以上に達しており、見逃し配信を利用する学生も約4割程度です。これは、忙しい学生生活の中でテレビ視聴を工夫している証拠と言えます。
この調査から、テレビは中高生にとって依然として重要なメディアであり、家族や友人とのコミュニケーションに貢献していることが明らかとなりました。時代が変わっても、テレビは日常生活にしっかりと根付いているようです。
会社情報
- 会社名
-
スカパーJSAT株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR
- 電話番号
-