新春特別展『’24日本のガラス展巡回展』
姫路市にある書写の里・美術工芸館で、2024年1月25日から4月13日までの期間に『’24日本のガラス展巡回展』が開催されます。この展覧会は、日本ガラス工芸協会が手掛けるもので、1972年に設立された日本初のガラス作家団体によるものです。3年ごとに開催されるこの展覧会では、毎回異なる会員の新作が出品され、その独創性が国内外で高く評価されています。
本展は、2024年10月から始まる第16回の日本のガラス展に向けたもので、公募を通じて選ばれた意欲的な82作品が巡回展示されます。訪れる人々は、古代から続くガラスの歴史を感じると同時に、現代のクリエイターたちの洗練された造形美に触れることができる貴重な機会となっています。
展示作品について
今回の展示には、日本ガラス工芸協会の現会員59人と公募で選ばれた入選者23人の合計82作品が並び、いくつかの作品は特に注目されています。取り分け、JGAA賞を受賞した以下の3点が挙げられます:
- 高さ80センチメートル・幅50センチメートル・奥行60センチメートル
- 高さ60センチメートル・幅50センチメートル・奥行50センチメートル
- 高さ15センチメートル・幅60センチメートル・奥行45センチメートル
これらの作品は、ガラス工芸の可能性を広げるものとして、観客に深い感動を与えることでしょう。
記念講演会と展示解説会
展覧会の期間中には、関連イベントとして記念講演会と展示解説会も行われます。
1.
記念講演会「ステインドグラスの世界」
-
日時:2月8日(土曜日)午後2時から3時
-
内容:姫路市在住のステインドグラス作家、立花江津子氏がステインドグラスの歴史や作品について紹介します。
-
定員:50人(当日先着順、1時間前から整理券を配布)
-
場所:展示会場
-
備考:入館料が必要となります。
2.
展示解説会
-
日時:2月24日(月曜日・振替休日)午後1時30分から2時30分
-
内容:展示作品を見ながら鑑賞のポイントを解説する企画です。ホンムラモトゾウ氏が講師を務めます。
-
定員:先着30人
-
場所:展示会場
-
備考:こちらも入館料が必要です。
この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひともご来場ください。ガラスの芸術の魅力を存分に味わえるこの展覧会で、素晴らしい作品と出会えること間違いなしです。