新しいオシロスコープ登場
2025-02-06 13:36:24

ローデ・シュワルツが新たにPCベースのオシロスコープソリューションを発表

ローデ・シュワルツが新たなR&S ScopeStudioを投入



ローデ・シュワルツが新しいPCベースのオシロスコープソリューション、R&S ScopeStudioを発表しました。この革新的なアプリケーションは、同社のMXOシリーズ・オシロスコープの機能をPC上で再現し、エンジニアにとっての作業環境を一新するものです。この新しいソフトウェアにより、測定結果の可視化、解析、レポート作成、さらには共有までが可能となり、開発チーム全体の生産性を向上させることが期待されています。

R&S ScopeStudioの特徴



R&S ScopeStudioは、オシロスコープがなくても測定結果を簡単に表示、解析、レポート化できる機能を提供します。これにより、オシロスコープの使用を他のユーザーに委ねることができ、効率的な業務遂行を可能にします。このアプリは、ユーザーが過去の測定データをオシロスコープとは別の場所で確認できるため、開発チームはさらに自由に作業を進めることができます。

また、PCの多彩な機能を活かして、より質の高い設計資料を作成できます。これによって生産性の向上だけでなく、画像や注釈の品質も向上し、より完成度の高い成果物の作成が期待されます。さらに、離れた場所にいるチームメンバーやパートナー、顧客と測定結果を効果的に共有することも可能です。これにより、技術的な情報を迅速に共有できるため、プロジェクトの円滑な進行を支援します。

機能の詳細



R&S ScopeStudioには、R&S SmartGridやカーソル機能をはじめとする40以上の自動処理機能に加え、数学的演算やフィルタ、スペクトラム表示などが標準装備されています。さらに、I2CやSPI、RS-232/UART、CAN、CAN-FD、LINなどの各種プロトコルに対するデコード機能もサポートしています。また、SPMIシリアル・バスに関しても近々対応予定とのことです。

MXOシリーズの全モデルに対応しており、永久ライセンスは550ユーロで利用可能です。製品の購入や詳細については、ローデ・シュワルツの公式サイトで確認できるため、興味のある方はぜひ訪問してみてください。

企業情報



ローデ・シュワルツは、90年にわたる技術革新を誇るグローバルな技術企業で、電子計測やネットワーク技術、サイバーセキュリティに携わっています。持続可能な事業運営を行い、2023/2024会計年度には29.3億ユーロの純収益を達成しました。スタッフは世界中で約14,400名が活躍しています。

このような新製品は、ローデ・シュワルツがこれからもデジタル技術の発展に寄与していくための一環として非常に注目されています。これからの技術革新に期待が高まります。


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会社情報

会社名
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル27階
電話番号

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