規格外ナスで食育
2025-09-29 15:24:15

猛暑で生まれた規格外のナスを使った食育プログラムの全容

規格外のナスを活用した食育プログラム



この夏、オイシックス・ラ・大地株式会社が運営する「すくすくOisix」が、横浜市のマイ・ハート綱島東保育園で特別な食育プログラムを実施しました。このイベントは、猛暑の影響で多く生まれた規格外のナスを使ったものです。その目的は、子どもたちに規格外野菜の存在を知ってもらい、食品ロスを減少させることにあります。今回は、当日の様子やプログラムの狙いについて詳しくご紹介します。

規格外ナスの取り扱い



猛暑の影響で、ナスの表面には傷がついたり、形が崩れたいわゆる「規格外品」が多く出てきています。普段は市場で流通せず、捨てられてしまうことが多いこれらの野菜ですが、今回は積極的に食育に活用しました。子どもたちは、まず保育士からナスの花の画像を使ったクイズを通じて、その成長過程を学びます。これが、生産現場についての理解を深める第一歩となります。

触って、嗅いで、観察する



プログラムの中で、子どもたちは規格外のナスを用意し、それと市場に出るナスを比較する実験をしました。形や大きさの違い、表皮の傷など、さまざまな特徴を目の前で観察します。彼らは、その違いがどうして生じるのかを理解し、野菜に関する知識を深めていきました。なすは見た目が美しいだけでなく、その味は正規品と同じであるということも学びました。

五感を使った体験



五感を使うことで、単なる知識としての学びを越えて、実際の食材に親しむ機会が生まれます。ナスを嗅いだり、触ってみたりすることで、子どもたちの興味と食欲が喚起されました。また、生産者とオンラインで繋がり、活発な質疑応答も行われました。「野菜が育つ過程はどうなっているの?」といった質問が寄せられるなど、参加した園児たちの関心は高まっていました。

食育の成果



この日は、ナスを使ったミートソーススパゲティが給食に登場。子どもたちは、自分たちが学んだことを活かして、普段よりも積極的に食事を楽しむ姿が見られました。この食育プログラムによって、規格外ナスが単なる廃棄物ではなく、おいしく食べることができることを体験した子どもたちにとって、貴重な経験となったはずです。

未来に向けて



オイシックス・ラ・大地は、フードロスを減少させるための取り組みを続けていきます。規格外野菜を使用した食育プログラムが、今後もさらに拡大し、全国の保育施設で行われることが期待されます。このように、食材への理解を深めることは、将来的に子どもたちが食に対する意識を高めることにも繋がります。

今回の取り組みは、ただの食育にとどまらず、農業や食材そのものに対する価値観を育てる重要な一歩です。今後もこのようなイベントを通じて、地元の農家と連携し、より広い範囲で食育を広げていく計画です。子どもたちが将来、食べ物を大切にする心を育てていけるよう、我々は努めてまいります。


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会社情報

会社名
オイシックス・ラ・大地株式会社
住所
東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5F
電話番号
050-5305-0549

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