2024年10月11日と12日に開催された合宿型アクセラレーションプログラム『Incubate Camp 17th』が素晴らしい成果を上げました。このプログラムは、シードやアーリーステージの起業家たちと、ベンチャーキャピタリストとの密な協力関係を築き、事業のブラッシュアップを目指しています。今回のプログラムでは、選ばれた16名の起業家がゲストVCたちと共にアイディアを練り、最終的に決勝プレゼンテーションを通じてその成果を披露しました。
総合順位では、子育て特化型のマッププラットフォームである『株式会社iiba』が堂々の1位を獲得しました。代表の逢澤奈菜氏が率いるこのプロジェクトは、企業のテクノロジーを駆使し、育児に関する情報をより分かりやすく提供しています。次点に入ったのは、『Powder Keg Technologies株式会社』で、次世代AIデバイスを活用した自動検証システムを提案しました。また、同じく3位タイの位置に、『株式会社LOKIAR』と『株式会社Josan-she's』が名を連ね、それぞれ物流業務の自動化と産後ケアサポートを目指す事業を展開しています。
この決勝では、総合評価を受けた企業の他にも、様々な賞が発表されました。特に注目されたのが、『ベストグロース賞』に輝いた『株式会社Josan-she's』で、日々のビジネス展開において急成長を遂げています。彼らは特にスポンサーやオーディエンスの評価も得ており、プレゼンテーションの魅力は他の参加者の模範となりました。
スポンサー各社も独自の基準で選出した企業賞を設け、こちらも盛況のうちに終了しました。これに合わせて、『ベストキャピタリスト賞』はグロービス・キャピタル・パートナーズの福島智史氏が受賞し、彼の支援が多くの起業家にとって重要であったことが改めて証明されました。
『Incubate Camp』は今年で17回目を迎え、これまでに250名以上の起業家が参加しており、そのうち多くの企業が参加後に資金調達を果たしています。最近の回では、参加企業が累計約90億円を超える資金を調達したとのことで、著しい成果を上げています。
今後も『インキュベイトファンド』は、さらに多くの事業成長や資金調達支援に尽力し、業界の情報発信を行いながら新たな起業家を支援し続けることでしょう。最新の情報は、運営するスタートアップ業界専門の情報発信マガジン「Zero to Impact Magazine」で確認できます。これからも多くの挑戦者が生まれることを期待しています。