港区の障がい者支援イベント「きもの記念撮影会」の成功

港区の「きもの記念撮影会」とは

東京都港区が主催する「きもの記念撮影会」は、障がいを持つ方々とそのご家族を対象にした特別なイベントです。このイベントは、港区の障害者福祉課が提唱する「日常生活の支援だけでなく余暇の充実にも力を入れること」を基にしており、参加者が素晴らしい思い出を作れる場として企画されました。株式会社やまともこの意義を理解し、衣装の提供と着付けの協力を行うことで参加しました。

支援の背景

港区では、多くのご家族が成人式や記念撮影会に参加することをためらいがちです。その理由は多岐に渡りますが、「着ることが難しい」といった障壁を感じる方がいるのです。そんな中、保護者からやまとの「ハタチ記念撮影会」が紹介され、今回の撮影会が実現しました。

参加者の体験

今回の撮影会に参加したのは、20歳から60歳までの障がいを持つ方々とそのご家族、合計で4組です。参加者は、ヘアメイクから着付け、そして実際の撮影に至るまで、すべてのプロセスを楽しむことができました。やまとのスタッフが着付けを担当し、参加者に安心して体験を楽しんでもらえるよう心掛けました。

参加者からは「着付けがとても楽だった」「きものを着ることができて良い思い出になった」といった嬉しい感想が寄せられました。これらの声から、やまとが提供したサービスがいかに喜ばれたかが伺えます。

パーソナルフィットオーダーの特徴

撮影会で用いられたきものの中には、やまとの「パーソナルフィットオーダー」があります。このサービスは、着物を着たいが着られない方のために開発されたオーダーメイドのきものです。具体的には、次のような特徴があります。

1. 簡単な着付け: きもの本体と数箇所を留めるだけで着ることができ、着付け小物が不要です。
2. 安心感: 着崩れの心配が無く、特に難しい部分も美しく仕上げられます。
3. 個別対応: 体形に合わせたお仕立てが可能で、身体の動きに制限がある方にも適しています。

このパーソナルフィットオーダーは、今後もやまとの各店舗やオンラインストアで利用できるため、多くの方にアクセスする機会があります。

今後の方針

やまとは、今回のイベントを通じて得た知見を生かし、さらなる支援活動を続けていく所存です。きものを通して多様な生き方を肯定し、文化をアップデートし続けることは、私たちの使命です。

会社について

株式会社やまとは1917年に創業し、今では全国76店舗を展開しています。「共創 −お客様、さんち、社会と共に−」という理念のもと、きものの無限の可能性を信じ、新たな挑戦を続けています。私たちの目指すのは、きものでエキサイティングな世の中を作ることです。

このような活動を通じて、やまとは障がい者支援にも力を入れ、すべての人々が快適に伝統的な文化を楽しめる環境を作っていきたいと考えています。

詳しくは、やまとのInstagramをご覧ください。