大阪大学整形外科が医局業務の革新を図る
近年、医療業界では効率的な業務運営が求められています。その中で、国立大学法人大阪大学 医学部附属病院 洗足整形外科が画期的な取り組みを始めました。自身の医局の業務管理を、効率的で効果的なものにするために導入したのが、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する統合型ケアマネジメントシステム「ハイケアウェルネス」です。この導入により、同整形外科では属人化したExcel管理から脱却し、医師個々のキャリア形成を支える体制が整備されつつあります。
属人化からの脱却、キャリア形成の可視化
従来、大阪大学整形外科では、そこで働く医師たちの人事情報を1名の医局長が500名以上の同窓会員情報を手作業で管理していました。情報の整理には数多くのExcelシートを使用しており、視覚的な確認作業が何重にも重なる状態でした。それによって、確認ミスや入力漏れが発生し、これが医師たちの専門医資格取得に影響を与えることもありました。さらに、必要な研修や個々のキャリア要件の確認も目視で行い、業務が煩雑になりがちでした。そんな中で「ハイケアウェルネス」を導入することが決定されたのです。
業務管理の効率化と安定性の確保
「ハイケアウェルネス」導入後、大阪大学整形外科では、研修医の面談管理や人事アンケートをシステム上で一元化することに成功しました。これにより、個々の医師の状況や希望が時系列で分かりやすく管理できるようになりました。今後は、さらなる研修プログラムの管理や関連病院との情報共有など、より多角的なデータ管理を行っていく計画です。
准教授のコメント
このたびのシステム導入に際し、整形外科の准教授である蛯名耕介氏は次のように述べています。「全国の医学部医局でも前例のない試みとして、『ハイケアウェルネス』を導入しました。これにより、医局業務の属人化を解消し、業務の効率化が進むことを期待しています。」このように、医療機関における人事業務の改革への期待感が高まっています。
統合型ケアマネジメントの導入背景
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する「HIcare Wellness」は、先進的な考え方に基づいたタレントマネジメントシステムを医療・介護分野に特化して提供しています。人事考課、採用管理、面談記録のデータベース化など、医療現場に必要な機能が備えられています。これにより、医療機関のバックオフィス業務の革命が期待されています。市場においては、すでに多くの企業に採用されている実績があります。
企業の取り組み
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、2006年からの歴史を持ち、見える化プラットフォーム企業として成長を続けています。顧客データや人事情報を「見える化」することにより、新たな価値を生み出す活動が行われています。医療現場だけでなく、様々な業界でデータの活用が進んでいます。医療の質向上や業務効率化のため、この新システムへの取り組みが今後どのように進展していくのか、大きな注目が集まります。