ココロミルが3,100万円の資金調達を実施
株式会社ココロミルが新たに3,100万円を資金調達し、その資金を活用して心電図を用いた革新的なサービスを展開することが発表されました。具体的には、自律神経の状態を解析し、ストレスや睡眠の質を可視化することを目的としています。このサービスは現在、20以上の大学病院に導入されており、高度な安全性を誇る心電計を使用しています。
ストレスの可視化の重要性
ストレスはさまざまな病気の元となることが知られており、経済産業省が推進する健康経営においても、従業員のストレスチェックが重視されています。しかし、従来のチェックでは主観に基づく結果が多く、高ストレス者として認識される方はわずか13.7%とされています。そこで、ココロミルのサービスでは、客観的なデータを基に63%の人々が高ストレスと検出されています。このことから、ストレス管理の必要性がなおさら増しています。
経済的損失を防ぐために
日本においてストレスと精神疾患がもたらす経済的損失は、なんと8兆円を超えると言われています。ココロミルは、体調の変化や心の状態を早期に発見することで、この損失を防ぐ助けになることを目指しています。また、サービスの特許出願準備も行われており、今後の成長が期待されます。
投資家からの期待の声
資金調達の背景には、さまざまなエンジェル投資家の支援があります。銀行業界からの支援を受けた株式会社bankerの代表取締役、小林翔氏は、今の時代に必要なサービスだと強く感じており、特に金融機関向けの展開にも期待を寄せています。また、未来工房の代表取締役、下村雄一郎氏は「病気で後悔する瞬間をなくす」というビジョンを持ち、このサービスが世界を変える可能性を信じていることを伝えています。
代表の思いとサービスの展望
株式会社ココロミルの林大貴社長は、過去に命を救った経験からこのサービスを世に広める決意をしました。心電図を通じて異常が発見され、手術に至った話は、彼の中でこのサービスの重要性を再認識させました。彼は「病気で後悔する瞬間」をなくすために、より多くの人にこのサービスを届けたいと考えています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ココロミル
- - 代表取締役: 林大貴
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号新宿センタービル49F
- - 設立日: 2021年11月
- - 事業内容: ヘルスケアおよび臨床研究事業
- - 公式サイト: ココロミル公式サイト
サービスの向上と健康管理の普及が期待される中、ココロミルはこれからの時代に必要な存在となりつつあります。心の健康を見える化することで、より多くの人が健康でいられる社会を実現していくのです。