Visiona 2D発表
2025-07-03 15:21:14

株式会社ノアが中小企業向けの2D外観検査装置「Visiona 2D」を発表

中小企業向け新しい検査ソリューション「Visiona 2D」



株式会社ノアが、製造業に特化した新たな2D外観検査装置「Visiona 2D」を正式に発表しました。この装置は、特に中小企業向けに考慮された設計で、初期導入の手軽さと現場のニーズに応じた柔軟性を兼ね備えています。

開発の背景


近年、製造業では目視検査の属人化や熟練検査員の高齢化、品質のばらつき、人手不足といった課題が深刻化しています。特に中小から中堅の製造業では、「高額な検査装置を導入するのは難しい」「多品種生産には適合できない」などの声が多く聞かれます。これを受けて、株式会社ノアは「Visiona 2D」を開発しました。この装置は、「今すぐ始められる」「機能がちょうど良い」「後から拡張できる」という三つのポイントに基づいて、現場の自動検査をサポートします。

製品の特長


「Visiona 2D」は以下の特長を持っています。

  • - 初期導入の簡便さ: 標準構成にはカメラ、照明、ソフトウェアが含まれており、導入時の初期コストを抑制。即座に自動検査が始められます。
  • - 多様な検査に対応可能: オプションで照明制御や外部機器連携、複数カメラ、円筒形状の360度検査ユニットなどを組み合わせることで、製品の材質や形状に応じた柔軟な対応が可能です。
  • - 高度なカスタマイズ対応: パッケージ製品では対応困難な特別な検査にも柔軟に応じます。詳細なヒアリングから、開発、導入支援を含めた一貫したサービスを提供します。
  • - 最適なサイズと価格帯: 過剰な性能ではなく、「必要な性能だけ」を選べる点が特徴。1台から始められ、無理なく現場にフィットします。
  • - 安定した検査精度: 熟練検査員の目に頼らず、安定した判断を提供することで、不良品の見逃しを最小限に抑え、品質の平準化を実現します。

実際の活用例


「Visiona 2D」は以下のようなさまざまな検査に活用可能です。
  • - 樹脂成形品の検査: 欠けやバリ、変形といった成形不良を自動で検出。
  • - 金属部品の外観検査: キズや打痕、バリなどの外観異常を高精度で把握。
  • - 電子部品の寸法確認: チップやコネクタの有無、位置、向きなどを自動判断。
  • - 円筒部品の全周検査: シャフトやパイプを回転させ、全体をチェック。
  • - 透明体の異物検査: 異物や気泡を検出。
  • - 自動仕分け: 検査結果をもとに、PLCやロボットとの連携による判定と排出処理を実施。

展示会情報


「Visiona 2D」は、2025年7月9日から東京ビッグサイトにて開催される「モノづくりワールド/製造業DX展」に初出展されます。実機によるデモンストレーションを通じて、具体的な導入イメージや課題解決の例を確認できます。

  • - 展示会名: 第37回ものづくりワールド東京
  • - 期間: 2025年7月9日(水)~11日(金)
  • - 会場: 幕張メッセ7~8ホール
  • - ブース番号: 46-53
  • - 公式サイト: 製造業DX展

製品情報


  • - 製品名: Visiona 2D(ビジョナ・ツーディー)
  • - 発売日: 2025年7月(受注開始)
  • - 製品サイト: Visiona 2D

お問い合わせ先


株式会社ノア
担当者: 磯谷
電話: 029-829-6428(会社) / 090-9191-6395(担当)
問い合わせフォーム: お問い合わせ

新しい自動検査ソリューションが、製造現場の効率化と品質向上に貢献することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ノア
住所
茨城県牛久市中央3丁目22ー1土曜館ビル202
電話番号
029-829-6428

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