渋谷スクランブルでASEANの魅力をアピール
先日、東京・渋谷に位置する109フォーラムビジョンにて、ASEANの認知度向上を目的としたプロモーション動画の放映が始まりました。このプロジェクトは、国際機関日本アセアンセンターの取り組みであり、特に若年層に焦点を当てています。
渋谷は人々の交差点
渋谷のスクランブル交差点は、毎日10万人以上の通行者が行き交う場所です。特に20代の男女が多く訪れるこのエリアで、ASEANの認知度を高めるためののプロモーションが展開されるのは、非常に理にかなったアプローチです。
今年3月に日本アセアンセンターが実施した調査によれば、ASEANの認識が最も薄い層は20代の女性であることが明らかになっています。この調査結果を受け、活気ある渋谷の通行者をターゲットに、動画が放映されることとなったのです。
動画の内容とクリエイターの思い
動画では、日本人クリエイターたちによるグラフィックが展開されます。彼らは現在のASEANから受けたインスピレーションを元に、地域の多様性や文化を鮮やかに表現しています。5人の若手クリエイターは、それぞれ異なる視点からASEANの魅力を描いており、視覚的にも楽しませてくれる内容となっています。
さらに、各クリエイターのプロフィールやデザインのコンセプトは、日本アセアンセンターのウェブサイトやインスタグラム(@aseanjapancentre_pr)で今後紹介される予定です。これにより、若いクリエイターたちの個性や考えがより多くの人に届くことを期待しています。
ASEAと日本の関係
現在、ASEANはその議長国であるラオスで重要な国際会議が開催されており、特に日ASEAN首脳会議やASEANプラス3(日中韓)の会議が行われる予定です。これらのイベントは、日本とASEANとの友好協力関係が50周年を迎える重要な年に実施され、両地域のつながりを一層深める機会でもあります。
しかし、若年層のASEANに対する認識はまだまだ低く、今後の取り組みが求められています。日本アセアンセンターは、引き続き日本国内でのASEANの認知度向上に向けて活動を続ける方針です。
まとめ
渋谷の109フォーラムビジョンでのプロモーション動画放映は、多くの通行者にASEANの魅力を知ってもらうための素晴らしいステップです。このプロジェクトが成功し、若い世代のASEANへの関心が高まることを期待しましょう。
*注意:通行中の方の妨げになる行為はお控えください。また、ビジョン設置ビルオーナーや施設への直接の問い合わせはご遠慮ください。