医療的ケア児研修会
2021-03-10 15:59:58
医療的ケア児とその家族を支えるオンライン多職種研修会の日程と内容について
医療的ケア児と家族を支える研修会について
医療的ケア児とその家族が抱える課題を理解し、未来を共に作り出すためのオンライン多職種研修会が開催されることとなりました。このプログラムは、一般社団法人Buranoの主催で、日本財団の助成のもと実施されます。昨年の第一回目も高い関心を集め、多くの前向きなフィードバックを受けたことから、この機会を一層広げることにしました。
研修会の概要
この研修会は、2021年の2月27日から始まり、全5回のプログラムで構成されています。各回はオンラインで実施され、参加者は様々な視点から医療的ケア児とその家族の現状や将来に関する知識を深めることができます。以下に、プログラムのテーマと各回の日程を紹介します。
1. 医療的ケア児と家族の現状を知る
- 2月27日(土): 医療的ケア児の現在と未来
- 3月13日(土): 家族の視点からの支援について考える
2. 先進事例から在宅支援を学ぶ
- 3月27日(土): 退院後の在宅支援
- 4月17日(土): 医療的ケア児の就学支援について
3. 医療的ケア児と家族の未来を考える
- 5月9日(日): パネルディスカッション
ご興味のある方は、是非参加をご検討ください。詳しいプログラム内容については、添付されたチラシをご確認ください。
参加者数と派遣者の背景
この研修には、地方自治体、教育委員会、大学附属病院など、様々な関係団体から支援を受けており、現在、全国35の都道府県から290名以上の参加申し込みがあります。多岐にわたる職種の方々が集まっているため、参加者同士の交流も期待されます。彼らの経験や意見を共有することで、医療的ケア児に対する理解を深め、支援がより実効性を持つものになるでしょう。
Buranoについて
Buranoは、2018年に設立された団体であり、医療的ケアを必要とする子どもたちとその家族を支えるための複合施設です。この施設は、医療的ケア児の支援を育む特別な場所で、デイサービス、クラウドソーシング、そしてきょうだい支援など、様々な事業を展開しています。これにより、家族が安心して子どもを預けることができる環境を提供しています。
施設のデザインは、安心感を与える配慮があり、1階と2階が吹き抜けによってつながっているため、子どもたちの様子を常に確認することが可能です。家庭を支えるママたちが、保育に留まらず、仕事にも力を注げるような環境作りが行われています。
日本財団の支援プログラム
この研修会は、日本財団の「難病の子どもと家族を支えるプログラム」の一環として実施されており、全国で孤立しがちな難病の子どもたちやその家族への支援を目指しています。医療、福祉、教育に関する多角的なアプローチを取り入れ、地域における支援ネットワークの構築を進めています。毎年展開されているモデル事業も、全国的に多くの家庭に寄り添った支援となっています。
このように、医療的ケア児とその家族を取り巻く環境をより良くするための取り組みが、今後も進められていくことが期待されます。そして、この研修会を通じて新たな視点やサポート体制が生まれることを願っています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人Burano
- 住所
- 小堤1881-13
- 電話番号
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0280-23-4490