AI GPUクラウド進出
2025-04-14 15:23:04

AIに特化した新たなGPUクラウドサービスの日本進出が決定

先日、アメリカ合衆国カルフォルニア州に本社を置くGMI Cloudが、日本を対象とした新たなGPUクラウドサービスを提供するために、関西電力グループの株式会社オプテージとの戦略的な提携を発表しました。この提携は、GMI Cloudが日本国内におけるAI技術の導入を加速させることを目的としており、特にGPUクラウドサービスの効率化が期待されます。

GMI Cloudは、GPUクラウドサービスの分野で独自の仮想化技術「GPU Cluster Engine」を駆使し、高い運用効率を実現しています。この技術を活用することで、GPUサーバの複数利用が可能となり、企業が求めるAI導入のスピードを向上させることができます。具体的には、業界最先端のNVIDIA B200チップを搭載したGPUサーバを用い、日本国内における運用の基盤を構築するとともに、検証を行います。

生成AIが急速に普及する中、特に画像生成やデータ解析などの分野においては、効率的なGPUの稼働が求められています。そのため、GMI Cloudとオプテージの提携は、企業がAIを導入する際の必要不可欠なインフラを提供するものとして注目されています。GMI Cloudは、物理サーバを複数台提供するベアメタル型サービスから、GPU1基単位での短時間利用が可能なプランまで多様なニーズに応えられる柔軟なサービスを展開しています。

オプテージは、これまでもデータセンターやITソリューションに特化したサービスを提供してきましたが、今回の提携により、さらなる進化を遂げることが期待されています。オプテージは、都市型や郊外型のAIデータセンターを設立し、自社の光ファイバーを活用したインフラ構築によって、企業に向けた生成AI向けインフラをワンストップで提供していく姿勢を示しています。特に、AIに特化したインフラの提供を進めることで、顧客のビジネス成長を支援する役割を果たすとしています。

また、GMI Cloudの日本リージョン開設に向け、関西エリアにおいて提供機材を用いた検証も行うことが予定されており、その結果を受けてGMI CloudのGPUクラウドサービスに関する有償トライアルも計画されています。これにより、日本におけるAI技術の導入がさらに現実味を帯びてくるでしょう。

イベントの参加も予定されており、2024年4月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される「AI・人工知能EXPO」では、両社のコラボレーションに関する情報が紹介されます。GMI CloudのCEOであるアレックス・イェー氏は、「日本におけるAIの普及を目指し、B200 GPUとの連携を高めることで、全国の企業に大規模なAI機能を提供したい」と意気込みを語っています。また、オプテージの代表取締役社長である名部正彦氏は、「このパートナーシップによって、私たちはAIインフラの一元提供を実現し、企業のDXをより一層支援していく」と述べています。

このように、GMI Cloudとオプテージの連携は、日本のAI市場において、革新をもたらす重要なステップとなりそうです。今後の展開に目が離せません。

【お問い合わせはこちら】https://optage.co.jp/business/form/dc_contact/form.html

なお、今回のパートナーシップについて、両社の公式ウェブサイトでも詳細が確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社オプテージ
住所
大阪府大阪市中央区城見2丁目1番5号オプテージビル
電話番号
06-7501-0600

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