乳幼児への理解を深めるセミナーが開催！癇癪と性教育の視点から

2025年4月7日、はぐふると命育が共同で主催した「乳幼児の健康オンラインセミナー」が実施されました。このセミナーは、保護者が日常的に抱える「子供の納得いかないこと」に対する理解を深めることを目的としており、癇癪や発達障がい、さらに乳幼児期からの性教育という二つのテーマで構成されました。

セミナー概要

セミナーは二部構成で進行し、第1部は「癇癪と発達障がい」に関する講演で、淑徳大学の池畑美恵子教授が登壇しました。池畑教授は、癇癪を引き起こす背景やその原因、さらには癇癪と発達障がいの関係を詳細に解説。講演の中では、参加者から寄せられた具体的な質問に対してもその場で回答されました。

参加者からは、講義が具体的でわかりやすかったとの声が多く、特に「癇癪を氷山モデルで捉える視点が印象に残った」との感想が寄せられました。癇癪の対応方法について触れられたところでは、「親の気持ちを理解する姿勢がありがたい」との意見もあり、保護者自身の心理的負担を軽減させる内容だったようです。

乳幼児からの性教育

第2部では、助産師であり心理カウンセラーでもあるやまがたてるえ先生が登壇し、乳幼児期からの性教育についての重要性を詳しく説明しました。やまがた先生は、乳幼児との対話や向き合い方、さらには保護者自身が身体と心を大切にすることの重要性について言及。性教育先進国の考え方も交え、具体的な取り組み方が紹介されました。

参加者は初めての性教育に関する講義だったと話し、その内容は非常に参考になったとの声が寄せられました。「具体的でわかりやすい」との意見が多数あり、特に乳幼児期から始まる性教育の必要性に対する認識が深まった参加者が多かったようです。

参加者の評価

セミナー終了後に行ったアンケートには、参加者25名が協力。91.7%が「セミナーに参加することで疑問や不安が解消された」と回答しました。寄せられた感想には「深い学びになった」「具体的な関わり方が明確になった」といった意見があり、さらなる情報提供の重要性が強調されました。

「はぐふる」では、更なるセミナー開催を通じて乳幼児の健康促進に貢献することを目指しており、今後の展開にも期待が寄せられています。既に「癇癪と発達障がい」に関する講演内容は、会員サイトにてアーカイブとして視聴可能です。