資生堂ギャラリー特別展
2024-07-25 13:46:57

資生堂ギャラリーで開催される十文字美信の特別展とクロストーク

資生堂ギャラリーで繰り広げられるアートの饗宴



東京都中央区の資生堂ギャラリーでは、2024年8月27日から10月20日まで「空想の宙『静寂を叩く』大乗寺十三室|十文字美信」展が開催されます。この特別展に関連し、9月7日には写真評論の権威である伊藤俊治氏を招き、十文字美信とのクロストーク「静寂を叩くー日本の美と場を巡って」が行われます。時間は16時から17時30分まで、定員120名の事前申し込み制です。

日本の美の探求者、十文字美信



十文字美信氏は1947年に生まれ、1971年に独立したフォトグラファーです。彼は古今の日本文化に根ざし、その普遍的価値を追求する姿勢を貫いています。特に彼のデビュー作「UNTITLED」(首なし)シリーズは1974年にニューヨーク近代美術館で展示され、日本における写真家としての地位を確立しました。十文字氏の作品を通じて観る「日本の美」は、過去と現在を繋ぐ貴重な体験を提供してくれます。

伊藤俊治とのコラボレーション



伊藤俊治氏は、美術史家としての豊富な知識を持ち、数多くの著作があります。彼の視点が加わることで、十文字氏がどのように日本の美を映し出し、再解釈したのかを掘り下げる濃密な対話が展開されることでしょう。特に大乗寺客殿の障壁画や、その空間が築く美の見え方について語られる予定です。

大乗寺客殿の魅力



展覧会は、兵庫県美方郡香住町にある大乗寺客殿を中心に構成されています。この客殿は江戸時代の絵師・円山応挙が関わった障壁画で知られており、地元では「応挙寺」とも呼ばれています。その構成は立体的な曼荼羅を成し、観る者に独特の空間体験を提供します。十文字氏は、この空間を現代に再構築し、ギャラリー内に新たな風を吹き込む計画です。

明らかになる日本の美



クロストークでは、十文字氏が応挙のまなざしをどのように受け取り、彼自身の視点で日本の美を表現してきたのか、その過程が語られます。また、展覧会のみどころも紹介される予定で、来場者は大乗寺客殿の美を体感するだけでなく、十文字氏の独特な視座も学ぶことができます。

限定イベントと申し込み



このイベントは参加料が無料ですが、事前の申し込みが必要です。申し込みはPeatixを通じて行われ、先着順での受付となります。公式サイトから簡単にアクセスできるため、興味のある方は早めの申込をお勧めします。

おわりに



資生堂ギャラリーでのこの特別展とクロストークは、日本の美を新たな視点で深く味わう貴重な機会です。伝統と現代が交差する瞬間をぜひ体験してください。


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会社情報

会社名
株式会社資生堂
住所
東京都中央区銀座7-5-5
電話番号
03-3572-5111

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