富士ロジテックホールディングスが厚木で新物流拠点開設、物流ネットワークを強化

富士ロジテックホールディングス、新たな物流拠点を開設

株式会社富士ロジテックホールディングスは、神奈川県厚木市に新たな物流拠点「厚木三田第2ロジスティクスセンター」を開設しました。この施設は、圏央道圏央厚木ICからわずか3.6km、東名高速道路厚木ICからは6.9kmという好立地に位置しています。

エリアの拡大と物流ネットワークの強化

新センターの開設により、厚木市・相模原市周辺の総面積は28,327坪に達し、企業の信頼性を高めるための物流ネットワークが一層強化されます。このネットワークは、アパレルや食品、家具といった様々な商材に対応できる倉庫網を整備しており、多岐にわたる業界ニーズに応える体制を整えています。

独自の音声ピッキングシステム「VIPS」

富士ロジテックは、音声ピッキングシステム「VIPS（Voice Integrator Package System）」を積極的に導入しています。このシステムは、業務の95%に適用され、生産性を従来比1.4倍に向上させることに成功しています。音声ガイダンスと無線ハンディを利用した作業スタイルにより、作業効率が大幅に改善され、拠点間での人員の相互応援や荷物の柔軟な振り分けが可能になっています。

物流分野での専門化と効率化推進

新拠点では、化粧品やアパレル、日用雑貨といったEC物流を専門化したセンター化を進める計画です。自動梱包ラインなどを導入し、様々な商品の効率的な取り扱いを行ることを目指しています。これにより厚木・相模原エリアでのEC関連事業の拡大が期待されます。

事業展開の歴史と信頼性

富士ロジテックホールディングスは、1918年に設立されて以来、倉庫業を中心とした総合物流会社として事業を拡大してきました。創業からの長い歴史を生かし、食品やアパレル、医薬品といった様々な分野において高いシェアを持ち、全国各地での物流ネットワークを展開しています。単なる保管業務だけではなく、お客様のサプライチェーン全体の最適化を提案し、高度な物流ソリューションを提供しています。