デジタル庁主催のセミナーでTENHOが生成AIを活用
2025年3月4日、デジタル庁の主催によるデジタル推進委員年度総会が行われ、株式会社TENHOのCOOである児玉知也が「今日から使える生成AI利活用セミナー」を実施しました。このセミナーは、デジタル推進委員の活動を支える情報の提供や、デジタル社会の実現を促進することを目的としていました。
デジタル推進委員とは
デジタル推進委員は、マイナンバーカードやマイナポータルを利用したデジタルサービスの向上を支える役割を担っています。特に、デジタル技術に不慣れな方々へのサポートが求められ、委員の中でも生成AIに関する知識には差があるため、具体的な活用方法に焦点を当てたセミナーの要望が高まっていました。
セミナーの構成
今回のセミナーは、興味を引く導入部、実践的な操作、そして活用事例とリスクの説明といった三部構成で進められました。参加者たちは生成AIの利点を理解し、具体的な活用法を学ぶことができました。
導入:生成AIの魅力
最初の部分では、Google検索との違いや生成AIの基本的な機能を紹介しました。参加者には生成AIが日常生活の中でどのように活用できるかの具体例が提示され、興味を引きました。
実践:ChatGPTを体験
次に、ChatGPTの使用法についてデモンストレーションが行われ、参加者自身が実際に操作を体験しました。これにより、生成AIの使い勝手や可能性についてより深く理解することができました。
活用事例と注意点
そして最後に、高齢者へのデジタル用語の分かりやすい説明方法、イベント企画時のアイデア出し、さらには情報の正確性やプライバシー、著作権に関する注意点が解説されました。これにより、参加者は実践的なリスク管理の重要性も学びました。
主なユースケース
セミナーでは多数の具体的な活用方法が紹介されました。たとえば、専門用語をわかりやすく変換する方法や、アプリの使い方を整理する技術、地域のスマホ教室のプログラム構成などが挙げられました。また、日常生活での食材を基にしたレシピ提案や、個々の趣味に合った本や音楽の推奨も行われました。これにより、参加者が自身の職業や生活の中で生成AIを具体的にどう活用できるかを考えるきっかけとなりました。
セミナーの成果
このセミナーには700名以上のデジタル推進委員がオンラインで参加し、生成AIについての理解を深めました。参加後の感想には、「実際の操作画面と利用方法がわかりやすかった」といった声や、「即効性のあるテクニックが学べた」というポジティブな意見が多数寄せられました。TENHOは今後も、デジタル推進委員がさらなる生成AIの利活用ができるよう、より多くの実践的な研修を提供し、具体的なサポート体制を強化していく考えです。
株式会社TENHOについて
株式会社TENHOは、生成AIの導入支援や研修事業を主に展開している企業で、全国各地でのAI教育やリスキリング支援を通じて、デジタル社会の実現を目指しています。TENHOの取り組みは、誰一人取り残されることのない未来へと向かっています。さらに、TENHOは企業や自治体向けに、生成AIのアプリケーション開発やメディア事業も展開しています。公式サイトには、最新の情報や講座案内などが掲載されています。