獣医療シンポジウム2025
2025-09-02 12:14:22

全国で開催された獣医療シンポジウム2025の全貌と新たな知見

全国で開催された獣医療シンポジウム2025の全貌



ロイヤルカナンが主催する「ベテリナリーシンポジウム 2025」が、東京、大阪、福岡、仙台の4カ所にて開催され、全国からの獣医療関係者が集まりました。昨年から数えると27回目となるこのシンポジウムは、犬や猫の健康維持に向けたさまざまな情報が提供される機会となっています。今年のテーマは「猫のHCM(肥大型心筋症)と加齢性疾患に挑む!診断・治療・栄養管理の最前線」で、獣医師たちが最新の研究や実践方法を学ぶ重要な場となりました。

基本情報とアクセス



ロイヤルカナンは、ペットの健康を栄養面から支える企業として知られています。特に愛猫家にとっては、高齢猫の健康維持に重要な情報が集まり、今年も注目が集まっています。参加者は延べ1500名を超え、オンライン配信も行われるなど、利用しやすい形でも情報が提供されました。また、特設オンラインサイトでは、8月12日からアーカイブ配信が開始され、シンポジウムでの講演を振り返ることができるようになっています。

シンポジウムのセッション内容



シンポジウムは、各地域でのセッションに分かれており、さまざまな講演が行われました。例えば、東京・仙台会場では、「肥大型心筋症の理解を深める:臨床診断プロセスと新規治療戦略」と題して、鈴木亮平先生が最新の診断方法や治療戦略について具体的に説明しました。養老院における実践的なエビデンスが紹介され、参加者からは多くの関心が寄せられました。

また、福岡・大阪会場では、髙野裕史先生が「猫の心筋症:多様なフェノタイプと二次性心筋症の識別診断法」について詳細に解説。心エコーを用いた診断法や予後評価についての理解が深まりました。

愛玩動物看護師向けシンポジウム



さらに、愛玩動物看護師向けの「ベテリナリーシンポジウム 2025 for Vet Nurse」も開催され、参加者は中高齢期の猫の栄養管理に関する要点を学ぶことができました。講演者の佐藤愛実先生は、高齢猫の栄養ニーズの変化について具体的なケーススタディを交えて説明し、実践的な選び方を提案しました。

質疑応答とディスカッション



シンポジウムでは、講演だけでなく、参加者と講師との質疑応答も充実し、意見交換が行われました。各会場で活発なディスカッションが行われ、その中に生まれる新しい視点は、獣医療の現場において非常に貴重です。シンポジウムは全体を通して、参加者同士のつながりを深め、新しい知識を得る場でした。

ロイヤルカナンの使命



ロイヤルカナンは、「A BETTER WORLD FOR PETS™」というビジョンのもと、ペットの健康を実現するため、獣医療のさらなる発展を支援しています。持続可能なエコシステムの構築を目指し、獣医師や愛玩動物看護師、獣医学生たちを対象に教育プログラムや情報共有も行っています。

今後もロイヤルカナンは、ペットのためのより良い世界の実現に向け、獣医療業界の持続的な発展に寄与していくことでしょう。

まとめ



「ベテリナリーシンポジウム 2025」は、高齢猫の診断や治療、栄養管理に関する重要な知見を集めた場であり、全国の獣医療関係者が一堂に会する貴重な機会となりました。このようなイベントを通じて、ペットの健康向上に寄与していくことが求められているのです。参加者の熱意と、講師陣の最新の研究成果が融合したこのシンポジウムは、獣医療界に新たな風を吹き込む重要なイベントでした。


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会社情報

会社名
ロイヤルカナン ジャポン合同会社
住所
東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス 7階
電話番号

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