Bilibili World 2026視察レポート
2026年7月、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催する「Bilibili World 2026」が中国・上海で開催されました。この大規模イベントは、動画配信プラットフォームbilibiliが中心となっており、累計40万人が集まる盛況ぶりでした。VIPOの参加者は、中国のゲーム市場を直接観察し、多くの知見を得ることが目標でした。
視察の概要
視察は、「Global Game Growth Gateway」事業の一環として実施され、指導者2名と10名の参加者のうち、特に5名が現地での学びを深めました。具体的には、株式会社AnnulusのCEOである細越 啓寛氏、ルーディムス株式会社の代表取締役である佐藤 翔氏が指導者として活動し、参加者には多様な企業から選ばれたメンバーが名を連ねました。彼らは、株式会社room6の伊藤 純子氏、株式会社アソビズムの井上 清勝氏、東映株式会社の岩川 日和氏、株式会社アニプレックスの木村 嵩氏、株式会社ドリコムの村尾 宏明氏です。
学びの機会
参加者たちは、Bilibili Worldにおいて、実際にゲームやコンテンツがどのように展開され、受け入れられているのかを観察しました。彼らは積極的に質問をし、独自の考察を行うことで、大きな成果を収めたと報告されています。このような視察を通じて得られた知見は、参加企業が中国市場でのパブリッシング活動に活用されることが期待されます。
Global Game Growth Gatewayとは
この視察は、ただのイベント参加に留まらず、「Global Game Growth Gateway」プログラムの一環であり、ゲーム市場の主要地域である北米、欧州、中国に注目しています。このプログラムでは、海外市場で活躍する専門家によるオンライン講義や、海外のイベント視察が行われ、日本国内のゲーム企業に実践的な知識やノウハウを提供し、インフルエンサーとの関係構築も目指します。
文化庁の支援を受け、文化芸術活動基盤強化基金からの助成金で行われるこの活動は、特定非営利活動法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)が受託しており、VIPOが事務局を務めています。このように、VIPOは日本のゲーム業界を国際的に発展させるための重要な役割を果たしています。
今後の展望
今後、参加企業は視察で得られた情報を基に、中国ゲーム市場における展開戦略を練ることになります。Bilibiliが中国で多くのファンを持つ企業であるだけに、日本企業にとっても新たなビジネスチャンスが広がることでしょう。
視察の詳細なレポートは「Global Game Growth Gateway」の公式サイトに掲載されていますので、興味のある方はぜひご確認ください。これからのゲーム市場における変革に、参加企業の皆さんがどのように関わっていくのか、注目が集まります。