大阪万博のQR決済
2025-07-04 14:22:48

2025年大阪・関西万博で幕を開ける新たなQRコード決済時代

2025年、大阪で開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」は、世界中の国々が集まり、多様な文化や技術が一堂に会する大規模イベントです。この万博会場で、新たなQRコード決済サービス「JPQR Global」の導入が発表され、日本初の試みとなるこのシステムが注目を集めています。

「JPQR Global」は、日本国内で使用される統一QRコード決済規格「JPQR」と、他国のQRコード決済規格との相互連携を実現する画期的なサービスです。このプロジェクトは、経済産業省と一般社団法人キャッシュレス推進協議会(PJA)のもと、株式会社ネットスターズがスイッチングシステム運用事業者として支援しています。

最初の連携国となるカンボジアのQR決済規格「KHQR」に対応し、万博会場内のカンボジアパビリオンや一部店舗での利用が可能となります。これにより、訪日外国人が日本国内の店舗でQRコード決済を利用する際、自国のQR決済サービスをそのまま使用できる環境が整備されます。これまでQR決済の入口が限定されていた訪日外国人にとって、非常に便利な仕組みとなります。

JPQR Globalとは



「JPQR Global」は、政府が掲げる「観光立国推進基本計画」に基づき進められている取り組みの一環です。日本のQRコード決済規格とアジア各国の規格との連携は、観光業のさらなる活性化につながると期待されています。今後は、カンボジアに続いて、インドネシアなどの他のアジア諸国とも連携を進め、サービスを拡充していく計画です。また、これに参加する日本のQRコード決済サービスが、海外での決済をサポートすることを目指し、利用者の利便性を高める準備も行われています。

万博での利用方法



万博会場内では、7月5日からカンボジアパビリオンで「JPQR Global」の利用が始まります。KHQRに対応した決済アプリを使って、JPQRのQRコードを読み取ることで、カンボジア通貨に換算された金額が表示され、そのままスムーズに決済ができる仕組みです。これにより、利用者は安心して支払うことができ、言語や文化の壁を越えて利用しやすい環境が整います。また、利用可能な店舗は順次拡大していく予定です。

株式会社ネットスターズの役割



ネットスターズは、JPQRスイッチングシステムを構築し、スイッチング事業者としての役割を果たしています。国内におけるQRコード決済の運営に貢献し、海外の統一規格と連携を図りながら、訪日外国人がスムーズに決済できるようサポートしています。また、万博会場では、経済産業省やPJA、さらにJPQR Globalの国内事業者であるユーシーカード株式会社と協力し、サービス提供を進めています。

株式会社ネットスターズは、QRコード決済の分野で培った技術力を背景に、今後もJPQR Globalの発展に寄与していくことを誓います。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

公式サイトでの詳細情報もご覧ください: ネットスターズ公式HP



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会社情報

会社名
株式会社ネットスターズ
住所
東京都中央区八丁堀3-3-5住友不動産八丁堀ビル3・4F
電話番号
03-6260-3788

トピックス(経済)

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