第16回全国イタリア料理コンクール(GCC)ファイナリスト決定の速報
日本の料理界が熱く盛り上がる中、毎年開催される「全国イタリア料理コンクール」こと、Gran Concorso di Cucina(GCC)の第16回大会でついにファイナリストが決定しました。今年の大会では、美味しさと見た目、そして伝統を重んじた革新が求められ、特に注目を集めたのがシェフたちのカルボナーラです。
ファイナリストのシェフ
選ばれたファイナリストは二人。ひとりは「イタリア料理 スカルペッタ」の菊池 優也シェフ、もうひとりは「チエロ・エ・マーレ」の矢口 喜章シェフです。お二人のオリジナルメニューは以下の通りです。
- - 菊池シェフの「Pappardella ripiena alla carbonara(カルボナーラ風詰めパッパルデッラ)」
- - 矢口シェフの「Carbonara due purte(カーボナーラ・ドゥエ・ポルテ)」
これらのメニューは、どちらも伝統的なカルボナーラをベースにしつつ、各シェフの独自のアプローチが生かされています。
審査基準
ファイナリストたちは、以下の基準に基づいて評価されます。
1. 盛り付けの美しさ
2. 出される料理の味
3. 伝統的なイタリア料理の尊重
4. 創造性
この四つの要素において、審査員たちはそれぞれ0から10点の評価を行い、その合計点で最終的な順位が決まります。
決勝戦の詳細
この熱い戦いの決勝戦は、2025年11月21日(金)に開催されます。テーマは「カルボナーラ(伝統が革新に出会う)」です。会場は東京都渋谷区の「GOBLIN.千駄ヶ谷店」、時間は17:00から18:30まで(受付は16:30から行われます)。
審査員
審査には、イタリアの一流シェフたちが名を連ねます。具体的には、ヴィットリオ・コッキ(COCCHI シェフ)、ステファノ・ダル・モーロ(アンティカ・オステリア・デル・ポンテ総料理長)、クリスティアーノ・ポッツィ(元メルキュール東京日比谷エグゼクティブスーシェフ)など、豪華な顔ぶれが揃っています。
料金
参加してみたい方は、ICCJ会員は1,000円、一般の方は2,000円で入場できます。料理好きな皆さんには、ファイナリストたちのオリジナルメニューを実際に試食するチャンスでもあります!
まとめ
このコンクールは、ただの競技ではなく、イタリア料理の奥深さを再確認させてくれる場でもあります。2025年のチャンピオンはどちらになるのか、そしてその料理がどのように進化を遂げるのか、楽しみで仕方ありません。是非、現地でその目撃者となりましょう!