ナイル株式会社が鳥取・福井県に交通安全への寄付を実施

ナイル株式会社が地域の交通安全を支援

ナイル株式会社（以下、ナイル）は、東京都品川区に本社を置く企業で、その自動車産業DX事業やホリゾンタルDX事業を展開しています。この度、同社はマイカーサブスクリプションサービス『おトクにマイカー定額カルモくん』の売上の一部を鳥取県及び福井県に寄付しました。寄付は、交通事故の防止や地域社会への貢献を目的とした「ナイル47PROJECT」の一環として行われました。

ナイル47PROJECTとは

ナイル47PROJECTは、毎月20万円を全国の都道府県に寄付し、交通事故を防止するための取り組みを支援するプロジェクトです。今回の寄付は、全国で38、39例目となり、鳥取県の『支え愛交通安全総合推進事業』と福井県の『県警察の防犯・交通安全対策応援事業』に対して行われました。ナイルは、この活動を通じて交通事故で苦しむ人々を少しでも減らすために尽力しています。

鳥取県と福井県の反応

鳥取県の生活環境部、くらしの安心局の課長である米山真寿美氏は、寄付に対する感謝の意を表明しました。彼は、昨年の鳥取県の交通事故死者数が14人と過去数年で最も少なかったものの、高齢者が被害に遭う事故が依然として続いていることを懸念しています。毎年掲げるスローガン『ゆとり持つ時間に気持ちに車間距離』のもと、同県では交通安全意識の啓発活動を進めています。

一方、福井県警察の課長である西森直樹氏も寄付に感謝し、昨年の交通事故死者数が昭和23年以来の最低数であったことを報告しました。ただし、その中でも高齢者が多くを占めており、高齢者を対象にした交通安全教室や情報発信の重要性を強調しました。彼は寄付金が今後の取り組みに活用されることを述べ、ナイルの社会的責任を評価しました。

マイカーの概念を変える取り組み

ナイルが提供する『おトクにマイカー定額カルモくん』は、新車や中古車を月額10,000円台から利用できるサブスクリプションサービスです。このサービスは、契約期間を1年から11年まで選ぶことができ、車両維持費用も含まれているため、手軽にカーライフを享受できます。2018年のサービス開始以来、累計申込者数は25万人を超えているといいます。

ナイルは、交通安全への寄付を通じて社会に貢献するだけでなく、新しいマイカーの形を提案し、誰もが自由に移動を楽しむ社会を実現するために努力しています。地域社会と連携しながら、人々の安全と快適な移動が実現できることを目指しています。