フードロスゼロの挑戦
2022-08-10 14:16:51

京都のビーガンラーメン店がフードロスを考慮した新メニューを発表

Vegan Ramen UZU Kyotoが新メニュー「五味の湯葉巻き」を発表



京都・御所南に位置する「Vegan Ramen UZU Kyoto」が、フードロスを減らすことを目指した新しいメニュー「五味の湯葉巻き」を導入しました。価格は税込1,400円で、ラーメンを製作する際の出がらし素材を活用した独自の一品です。この取り組みは、環境意識の高まりとともに、食の現場でもフードロスの削減が求められる中で生まれました。

再利用の美学



「五味の湯葉巻き」は、ラーメンのスープに使った昆布や椎茸などのだしがら、出がらしの茶葉を再利用することに重点を置いて開発されました。通常なら廃棄されるこれらの素材を、丁寧に醤油で甘辛く炊き、佃煮に仕立てています。さらに、清々しい風味を生み出すために、大葉、ワサビ、オリーブオイルを組み合わせています。この料理には、島根県の老舗「井上醤油店」の古式醤油が使用されており、その伝統的製法を反映した深い味わいが特長です。

美山の生湯葉



このメニューに使用される生湯葉は、京都の清流、そしてその水で育った大豆から作られた「京・美山ゆばゆう豆」を使用しています。当地の自然によって育まれた材料を生かし、地域と共にある食品の提供を目指しています。これにより、持続可能な食材を選ぶことの重要性も強調されています。

環境問題への意識



Vegan Ramen UZUでは、ヴィーガン料理を通じて環境問題や食の問題について考えるきっかけを提供したいと考えています。生命は何らかの命を食物として取り込むことで成り立っていますが、それに伴って発生する副産物を無駄にするのではなく、循環させることが未来への責任とされています。店はフードロスゼロの実現を目指しており、その積極的な姿勢は多くの人に共感されています。

店舗の魅力



「Vegan Ramen UZU Kyoto」は、2022年にミシュランガイド京都・大阪+和歌山にビブグルマンとして掲載された実績を持ちます。店内には、アート集団チームラボによる《反転無分別 - Black in White》という作品が展示されており、飲食とアートの融合を楽しむことができます。営業日は木曜日から日曜日で、定休日は月曜日から水曜日ですが、祝日の場合は営業しています。

アクセスと詳細



  • - 営業日: 木、金、土、日
  • - 営業時間: 11:30〜15:00 (L.O.14:30) / 18:00〜22:00 (L.O.21:00)
  • - 定休日: 月、火、水
  • - 所在地: 京都府京都市中京区梅之木町146

最新情報はInstagramでも確認できるため、ぜひフォローしてみてください。

Instagram
公式サイト

このように「Vegan Ramen UZU Kyoto」は、フードロス削減という理念のもと、新しい価値を提案しているのです。私たちもって私たちの食事を見直し、持続可能な未来のために何ができるのか考える時期かもしれません。

会社情報

会社名
株式会社UZU
住所
京都府京都市中京区梅之木町146
電話番号
080-7603-6106

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