マネーフォワード AdminaがSaaS連携300件突破
マネーフォワードi株式会社が提供する情シス向け業務OS『マネーフォワード Admina』は、これまでの成果として連携可能なSaaSの数が300件を超えました。このプラットフォームは、企業におけるSaaSやデバイスの一元的な管理を可能にしており、ITコストの削減やキッティングのサポートも手掛けています。
進化する業務OS
『マネーフォワード Admina』は2021年にリリースされて以来、主に国内のツールと連携し、その数は急速に増加しています。今年に入っても、毎月新たなSaaSとの連携が進められ、2024年には月平均で5件のサービス連携が行われる見込みです。技術革新を背景にしたこの躍進は、ユーザーにとって嬉しいニュースです。
特にCTOのTran Ba Vinh Son氏は、SaaS統合に必要なコードの80%を自動生成できる開発プロセスの向上に注力しており、これにより新しいSaaSの追加が最短1日で可能になっています。
ユーザーリクエストの重視
開発にあたっては、特定の連携数を目標とするのではなく、ユーザーからのリクエストを優先していると話します。ユーザーが実際に使用しているSaaSに基づいたプラットフォームの拡張を続けることが目指されています。この姿勢が、製品のさらなる進化を促し、利用者に便利な機能を提供する原動力となっています。
気になるSaaSの連携リクエストは、
こちらから行うことができます。顧客の声をしっかりと反映させることが、『マネーフォワード Admina』についての高評価を集める理由の一つとなっています。
SaaS管理の最新動向
同社はSaaS管理のガイドラインを来年リリースすることも発表しています。「SaaS管理ガイド2025」では、日本におけるSaaS導入状況や管理課題などを包括的にまとめ、利用者がしっかりとSaaSを管理できるような情報を提供する予定です。このガイドは、
こちらからダウンロード可能です。
セキュリティ強化とIT資産の可視化
『マネーフォワード Admina』は、SaaSだけでなくデバイスの情報を従業員情報とリンクさせることで、IT資産の可視化を実現しています。これにより、入退社による業務の効率化が図られるほか、シャドーITの検出やセキュリティの強化も実現しています。また、適切なSaaS選定を行なうことで、コストの削減にも貢献しています。さらに、ITデバイスに関する在庫管理も対応可能です。
これからも『マネーフォワード Admina』は、IT業界における必須ツールとして進化し続けることが期待されています。詳細は公式サイトを参照ください。
公式サイトはこちら。
会社情報
マネーフォワードi株式会社は、東京都港区に本社を置き、2021年2月から業務を開始しています。代表は今井義人氏で、同社は『マネーフォワード Admina』の開発と提供を行っています。今後も情シス分野でのイノベーションを進めていくことでしょう。