パートナー・ドリブンマーケティングの重要性と成功の秘訣を探る
株式会社パートナープロップのCEO、井上拓海氏は、新しいマーケティング手法として「パートナー・ドリブンマーケティング」をビジネスメディア「PIVOT」で紹介しました。動画では、日本企業のパートナービジネスが抱える課題や、パートナーシップを活用した効果的な営業戦略について語られています。
日本におけるパートナービジネスの現状
日本の企業は、製品力やマーケティング技術では世界トップレベルですが、パートナーチャンネルにおいては依然として遅れをとっています。B2Bビジネスにおいては80%以上の企業がパートナーシップを活用しているものの、その成功率は低いのが現状です。特に、海外と比較してパートナービジネスに関する知識や適切なデジタルツールの不足は深刻です。
このような状況下で、パートナープロップが掲げる「パートナー・ドリブンマーケティング」が注目されています。
パートナー・ドリブンマーケティングとは
「パートナー・ドリブンマーケティング」は、パートナー企業の行動を3つのステップ「オンボーディング」「アクティベーション」「リテンション」に分け、それぞれに適切なインセンティブを提供することで自発的な活動を促進する新しいマーケティング手法です。これにより、ビジネスの成果を向上させることを目指しています。
具体的には、オンボーディング段階では学習プログラムを通じてパートナー企業の理解を深め、アクティベーション段階ではリードを共有することで活動を促進します。リテンション段階ではランク付け制度を導入し、パートナー企業が継続的に活動し続ける仕組みを構築しています。
また、重要なKPIとして売上や受注率だけでなく、「提案可能人数」「育成完了率」「パートナー企業開拓数」といった指標も設定することで、マーケティング活動の成功が計れるようになります。
PartnerPropの役割
パートナープロップが提供する次世代PRMツール「PartnerProp」は、これらの施策を実行する上で非常に役立ちます。このツールはトレーニングコースの構築、CRMの共有、KPIのダッシュボードを整備することで、パートナービジネスの可視化と効率化を実現。特にセキュリティ機能が搭載されているため、安心してパートナーシップを進めることができます。
近い将来、AI技術を利用した新機能の開発にも着手し、さらに戦略的かつ効果的にパートナーシップを推進するための基盤を整えていくことを目指しています。
井上拓海氏について
井上氏は、株式会社リクルートのSaaS事業で「Airペイ」や「Airレジ」といった成功を収めたプロダクトの戦略設計を行った実績を持ちます。その後は新規事業の立ち上げを行い、受注数を数十件から数千件にまで伸ばすなどの成果を上げてきました。現在は、パートナービジネスを進化させるPRMツール「PartnerProp」の開発を進めており、多くの企業にその価値を提供しています。
まとめ
「パートナー・ドリブンマーケティング」という概念は、日本の企業にとって新たなビジネスチャンスの扉を開く可能性を秘めています。今後、日本国内でもこの手法が広まることで、企業同士が強固なパートナーシップを築き、より大きな成功を収めることが期待されています。詳しくは、PIVOTの動画をぜひご覧ください。
動画リンク
パートナー・ドリブンマーケティング解説動画