八重瀬町の魅力
2015-12-25 20:40:27
沖縄八重瀬町の魅力を伝える新しい観光プロジェクト「八重瀬八景」
沖縄県八重瀬町が新しく発表した「八重瀬八景プロジェクト」が、地域の魅力を広く伝えるきっかけとなっています。このプロジェクトは、自然、歴史、文化といった八重瀬町の本質に迫り、それを観光ブランドとして構築するもので、2015年度の観光ブランド魅力創出業務の一環としてスタートしました。
「八重瀬八景」は、町に散在する八つの美しい景観にちなんで名付けられ、各地の魅力的なスポットや物語を発信することを目的としています。特に町名に込められた「末広がり」の意味を反映して、地域の発展への期待も込められています。プロジェクトの公式ウェブサイトやFacebookページでは、八重瀬の自然や文化に深く根付く物語を探ることができます。
このプロジェクトは、エスビージャパン株式会社が中心となって進めており、八重瀬町内の八つの景観や史跡を選定し、それぞれの場所がどのように育まれてきたのか、ストーリー形式で紹介されています。第一段階として、「富盛の石彫大獅子」「港川漁港」「ぐしちゃん浜」の三つの観光プロモーションポスターが制作され、早くも多くの人々の関心を集めています。
「富盛の石彫大獅子」は、沖縄県内で最も古くて大きな村落獅子で、1689年に設置されたと言われています。当時の火災から人々を守るために配置されたと伝えられており、地域のシンボルとしても親しまれています。次に紹介された「港川漁港」は、地元の漁業の中心であり、美味しい海の幸を提供する食堂も多く立ち並び、訪れる人々にとって魅力的なスポットとなっています。
また、「ぐしちゃん浜」では、5億年以上の時間を経た自然の造形美を楽しむことができます。岩肌に生息するカサノリは、自然の美しさを体感するための貴重な場所となっています。
ブランディングの一環として開発されたロゴマークは、八重瀬の豊かな自然を表現しています。力強い山々や流れる河川から海へと続く壮大な風景を、曲線的なデザインで印象づけています。このような視覚的な要素が加わることで、情報が一目で伝わりやすくなり、観光客はもちろんのこと、地元住民にとっても親しみやすいビジュアルになっています。
さらに、2016年2月には八重瀬八景フェスタが予定されており、地域の文化や魅力を体験できる様々なイベントが展開される予定です。この祭りは、地域住民が参加し、観光客も巻き込む形で広がりを見せています。
八重瀬町は、その美しい景観や歴史的な背景を背景に、多くの人々に愛される観光地を目指しています。「八重瀬八景プロジェクト」は、その取り組みの一環であり、このプロジェクトが成功することで、町全体の魅力を再発見し、地域の発展にも寄与していくことでしょう。
詳細は、八重瀬八景の公式ウェブサイトやFacebookページからご覧いただけますので、八重瀬町の新たな魅力をぜひ体験してみてください。
会社情報
- 会社名
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八重瀬町 観光振興課
- 住所
- 沖縄県島尻郡八重瀬町字東風平1188番地
- 電話番号
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098-998-2200