福岡の動物ケア教育の新しいステージ
福岡県久留米市に位置するSUNアニマルACU合同会社は、このたび国際動物ケア教育機構CACIOが実施する2026年度の九州地区教育プログラムにおいて、自社の施設を無償で提供することを発表しました。この決定は、動物鍼灸、リハビリテーション、東洋医学、ハーブ療法、ペットマッサージなど、多様な専門家と飼い主が共に学び合う場を作ることを目的としています。特に、本講座は「人と動物の健康共生(One Health)」という理念を地域に根付かせる重要な活動です。
SUNアニマルACUのビジョン
SUNアニマルACUの代表である西原啓史氏は、「世界中の動物たちと東洋医学を通じて、健康で楽しい生活を共有する」というビジョンを掲げています。動物用の鍼灸を補完代替医療と見なすのではなく、獣医医療の一部として確立させることが目標です。この取り組みは、動物看護師やセラピストなど、様々な立場の専門家が参加し、地域の動物ケアの質を高めるためのシステム作りを目指しています。
CACIOの役割と意義
CACIO(Companion Animal Care International Organization)は、伴侶動物のQOL(生活の質)向上を目的に設立されています。獣医師、動物看護師、セラピスト、飼い主といった多様な関係者が、体系的な教育を通じてケアの知識と技術を学び合う国際的なネットワークを形成しています。また、東京を拠点にさまざまな専門団体を持ち、教育プログラムや資格認定を行っています。
このプログラムには、動物物理リハビリテーションに特化したAPRIAや、ハーブ療法のAHIO、ペットマッサージのJPMAなどが関与し、世界基準の知識を提供しています。これにより、参加者同士の連携が強化され、地域の動物福祉に貢献することが期待されています。
地域との協力体制
SUNアニマルACUとCACIOの連携は、教育や臨床、研究を横断する国際的な協働関係の構築を促進します。このプログラムは、獣医師、動物看護師、セラピスト、教育機関、飼い主が一体となって動物ケアの実践や地域教育モデルの循環を目指す場となるでしょう。今までの動物ケアの枠を超え、地域の特性に応じた取り組みを推進することができるのです。
未来に向けて
この活動は、地域住民や動物にとって大きな意義を持つものです。教育の場を創出することで、動物に対する理解や愛情が深まり、より良いケアの実践が可能となります。また、SUNアニマルACUの施設を通じて、九州全域にわたる動物ケア教育の発展が期待されています。地域から広がるこの取り組みは、今後の動物ケアにおける新たなスタンダードを築く可能性を秘めています。
これからも、SUNアニマルACUとCACIOの活動に注目し、動物と人間の健康共生が進む未来を心待ちにしたいと思います。