画期的な治療法がもたらす希望
株式会社RAINBOWは、再生医療等製品HUNS001の治験を開始し、脳梗塞慢性期の患者に新たな治療法を提供することを目指しています。本治験は、医師主導で行われ、北海道大学病院脳神経外科の藤村幹教授の研究グループが実施します。
HUNS001の治験概要
この治験は、2024年12月1日からスタートし、慢性期(脳梗塞発症から6ヶ月〜5年の間)の患者を対象としています。患者本人から自家骨髄間葉系幹細胞を採取し、HUNS001を製造して脳内に投与します。2025年春には、第1例目の患者に対してHUNS001の投与が行われ、その後1年間にわたり安全性と有効性の経過観察が実施されます。また、今後2年間で8名の患者への投与が予定されています。
過去の治験結果
北海道大学病院では、2017年に脳梗塞急性期の患者を対象としたHUNS001の第I相医師主導治験が行われました。この治験では、安全性と有効性が示唆される結果が得られました。今回の新たな治験は、慢性期において機能回復が困難とされる状況での運動障害を改善する可能性を探ります。
自家幹細胞使用の利点
慢性期の脳梗塞患者においては、機能回復が非常に難しいと言われています。他家幹細胞を移植する場合、免疫系が異物と認識し細胞を排除するリスクが伴いますが、自家幹細胞の使用によってこのリスクを回避できます。これにより、治療効果が最大化されることが期待され、脳内での生着時間も延長されることが見込まれています。
テクノロジーの進歩
以前の第I相治験では、HUNS001の製造は特殊な技能を持つ臨床培養士によって行われていましたが、今回の治験からはテルモBCT株式会社の自動細胞培養装置が導入されます。この技術により、感染リスクを低減し、誰でも細胞を培養できる環境が整います。これにより、製造規模を拡大し、自家幹細胞の製造コストも削減されることが期待されます。
株式会社RAINBOWの使命
株式会社RAINBOWは、「『治らない』を『治る』に再生医療の力で世界のQOL向上に貢献する」というビジョンのもと、再生医療の研究開発を推進しています。今後の治験結果に期待が寄せられ、慢性期の脳梗塞患者に新たな希望がもたらされることが期待されています。
お問い合わせ先
詳細については、株式会社RAINBOWへお問い合わせください。
再生医療の進展は、未来の治療法に大きな期待を寄せることができ、脳梗塞患者にとって新たな希望の光となるでしょう。