観葉植物の新たな魅力を探る「サードウェーブプランツ展」
2020年1月23日から3月31日まで、老舗植物店として知られるRENが開催する『サードウェーブプランツ展』が、東京都港区三田の店舗内で行われます。この展示会では、植物の新たな役割を見つめ直し、「家族やパートナーとしての植物」というコンセプトを基に、育てやすく個性豊かな植物との出会いを提供します。
植物の役割の変遷
昨今、植物は単なるインテリアの一部ではなく、私たちの生活にさまざまな形で彩りを加える存在になっています。その中で、RENは1919年から続く老舗の植物店として、植物が持つ独自のストーリーや育てる喜びを大切にしています。植物はもはや無機質な装飾品ではなく、心を通わせる相手としての存在感を持つようになっているのです。
「サードウェーブプランツ」とは?
RENが提案する「サードウェーブプランツ」は、観葉植物の流行の第3の波として位置づけられています。これまでは、簡単に育てられるが画一的な品種や、個性的で美しいが難しい管理を必要とする品種が人気でした。しかし、新たに提案される第三の波として、育てやすさを兼ね備えつつ、独自の樹形を持つ一点物の植物が注目を集めます。
第1波:普及期
30年前、おそらく日本で観葉植物が普及し始めた時期が第1の波です。これらの植物は、育てやすさを重視した同一品種で、インテリアとして広く受け入れられました。
第2波:多様性の拡大
その後、約10年前に到来した第2の波では、多肉植物や塊根植物のブームが起こりました。これらの植物は、ファッション性が高く、インテリアショップでも取り扱われるようになりましたが、育成環境に悩む愛好者も多かったのです。
新たな出会いの場
「サードウェーブプランツ展」では、家族のような存在として植物と向き合うことが提唱されています。それは、育てやすさと独自の魅力を持つ植物たちとの新しい関係を築く機会でもあります。展示会は、RENの植物のプロフェッショナルたちが選び抜いた植物や、全国の生産者とのネットワークを通じて、個性豊かな樹形の植物を取り揃えているのです。
人と植物の持続可能な未来へ
RENは、植物との暮らしを探求することで、最終的には「人と植物のサステナブルな未来」に向けた環境課題に目を向けています。この展示会は、その一環として位置づけられ、人々が植物と共に生きることの重要性を強調します。植物は、私たちの日常に彩りを与えるだけでなく、心に温もりをもたらす存在です。これからのライフスタイルに欠かせないパートナーとしての植物の魅力を、ぜひ体感していただきたいです。
開催概要
- - 日時: 2020年1月23日(木) - 3月31日(火) 11:00 - 19:00
- - 場所: 東京都港区三田2-17-16 ダイナシティ三田1F REN店舗内
- - お問い合わせ: 03-3456-0871
- - 企画ディレクション: 山田聖貴
- - 企画監修: 川原伸晃
- - 会社概要: 東京生花株式会社
この機会に、新しい形の植物との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。