JPX総研が提供する「J-Quants Pro」がデータサービスを強化
JPX総研は、法人向けに金融データを提供する「J-Quants Pro」において、2023年11月17日より新たに自己株式取得情報データを追加することを発表しました。この新機能により、ユーザーは自己株式取得に関する重要情報をより迅速に取得できるようになります。さらに、決算発表予定日および時刻情報データにも新たに決算発表予想時刻が加わり、今後の企業の動向を見守る上で一層の支援となるでしょう。
自己株式取得情報データの新規追加
自己株式取得市場は、特に経済の不確実性が高まる中で注目を浴びています。新しく追加された自己株式取得情報データセットは、以下の3つの主要な情報源から構成されています。
1.
自己株式取得情報データ(TDnet)
TDnetで公表される上場企業の自己株式取得に関する情報を、発表直後に受け取ることができる機能です。このデータには、取得株数や総額、期間などの基本情報が含まれています。
2.
自己株式取得情報データ(EDINET)
EDINETで公表される自己株式取得の情報を、開示から15分ごとにリアルタイムで配信します。前月の日ごとの取得実績についてもカバーしています。
3.
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)データ
ToSTNeT-3を利用した買付けについての情報を提供します。予告は買付前営業日の引け後に、買付結果は当日午前9時頃に配信されるため、タイムリーな情報取得が可能です。
このデータセットは、国内の全上場企業を対象としており、情報収集を一元化することで、効率的な分析が行えるようになります。また、ヒストリカルデータも提供され、長期的な視点からの分析や投資戦略に活用できます。
決算発表予定日・時刻情報データの拡充
JPX総研は、ユーザーのニーズに対応し、決算発表予定日データに新たに決算発表予想時刻を追加しました。この新機能は、上場企業の過去の決算発表時刻に基づきJPXの独自モデルにより予測され、ユーザーは毎回の決算発表が行われる時刻を事前に把握できます。これにより、決算時刻に関わるリスクマネジメントが一層強化され、迅速な意思決定が可能となります。
更に、データセットの名称も改定され、新たなヒストリカルデータも提供されることになります。価格の詳細については別途お問い合わせが必要となるため、興味のある方は公式ウェブサイトを確認すると良いでしょう。
J-Quants Proのデータセットと利用方法
ユーザーは、J-Quants Proの月額サブスクリプション形式で、必要なデータセットを選択して利用可能です。提供される主なデータセットには、上場銘柄の情報や投資部門別情報、デリバティブ取引高などが含まれており、様々な角度から市場を分析するための情報が得られます。
また、「J-Quants Pro」の詳細や申し込みは、公式ウェブサイトで行うことができ、サンプルデータのダウンロードなども可能です。法人向けのサービスですが、個人ユーザー向けの「J-Quants」も同時に提供されていますので、ぜひメリットを活用してみてください。
まとめ
JPX総研の「J-Quants Pro」は、自己株式データの提供強化や決算発表の予想時刻情報の追加により、法人ユーザーの利便性を大幅に上げています。投資判断をサポートするための多様なデータが揃い、今後の市場動向に対応できる体制が整ってきました。金融業界におけるデータ活用の進展をぜひ注目していきたいところです。