育休を活用した和食インターン制度で新たなキャリアを築こう
近年、日本の和食文化はユネスコの無形文化遺産に登録され、2020年の東京オリンピックに向けて、外国人観光客の増加とともにその需要が高まっています。そんな中、一般社団法人日本ヴィーガン・ベジタリアン和食料理教室協会が新たに導入した育休インターン制度は、お母さんたちが育児休業中にキャリアアップを図るための素晴らしい機会を提供します。
社会問題への対応
この育休インターン制度は、「マミートラック現象」という社会問題に対抗するためのものです。これは、大手企業や総合職で活躍してきた女性が出産後、育児と仕事の両立に苦しむことから、出世コースから外れることを指します。こうした現象が進むと、職場復帰後もやりがいを感じにくくなり、最終的には退職に至るケースが増えています。この育休インターン制度では、育休中の女性が新たなキャリアを築く手助けをすることを目的としています。
育休中の意義ある時間を提供
育児休暇は、何か新しいことに挑戦する絶好の機会です。特に日本では副業が難しい環境にあり、育児をしながら新たなキャリアに挑むのはハードルが高いと感じる方も多くいます。この制度では、育休中の時間を有意義に使って、インバウンド業界への入口を広げられるよう支援を行います。
インターン制度の概要
この育休インターン制度では、育児休業中の女性を対象に、外国人向けのヴィーガン・ベジタリアン和食料理教室「BentoYa Cooking」でのインターンシップ機会を提供します。所定の条件を満たした方は、必要なスキルを身につけることができ、同時に外国人に和食を教える資格も取得できる特典があります。
インターン内容
- - 主な業務: ヴィーガン和食や和スイーツのレシピ考案、翻訳、法務、ウェブデザイン、料理教室サポート、広報など、希望やスキルに応じたさまざまな業務を担当します。
- - 対象者: 育児休業中の女性で、育児休暇法に基づいた条件に当てはまる方。
- - インターンシップの条件: 週4時間以上の勤務可能で、在籍企業の就業規則に従った上での活動。
スケジュール
1日目は座学として、BentoYa Cookingの理念や外国人向けの運営方法、ヴィーガン和食の基本を学びます。次に調理実習が行われ、実地で人気メニューの作り方を習得します。2日目は、実際の料理教室でのアシスタント業務が含まれ、最後に自分自身で考案したヴィーガン和食メニューを外国人向けに教える課題もあります。
修了後には、ヴィーガン和食インストラクターとしての資格を得ることができ、海外向けに教室を開くスキルを身につけられます。
結論
育休インターン制度は、育児休業中の女性にとって貴重なキャリアの機会を提供します。興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。育休を利用して新たなキャリアを築くチャンスを活かし、未来に向けた一歩を踏み出しましょう。
詳細情報は、
BentoYa Cookingのウェブサイトをチェックしてください。