水道検針業務のDX「SUI-LOG」によるコスト削減と全国展開
沖縄県宜野湾市に本社を持つ株式会社okicomは、独自に開発した水道検針業務支援ツール「SUI-LOG」を2025年6月より県外市場に向けて展開を始めることを発表しました。このツールは、不動産管理会社向けに特化しており、地域に密着したニーズに応える形で着実に導入が進んできた実績を持っています。
「SUI-LOG」の特徴と利点
「SUI-LOG」は、デジタル化、効率化、誤入力防止、ペーパーレス化、そしてリアルタイムでの集計・可視化といった機能を持ち合わせています。これにより、水道検針業務の労力を大幅に削減し、業務の質を向上させることが期待されています。特に、作業コストがなんと83%も削減されるというから驚きです。
okicomの取り組み
okicomは1980年に創業し、地域に根差したIT企業として活動してきました。地域特有の業務課題に柔軟に対応し、自社開発による迅速な改善策を提供、導入後のサポートも充実させています。「SUI-LOG」は、こうした取り組みの一環として誕生しました。県内での実績を基に、全国の不動産管理業界にもそのノウハウを広げることになったのです。
パートナーシップと展望
今回の県外市場へのアプローチは、日本情報クリエイト株式会社とのパートナーシップによって実現しました。これにより、沖縄での成功事例を元にして、全国の不動産管理会社へと販売・提案体制を拡大することが可能になりました。
okicomは、今後も誠実な提案を続け、顧客が安心してサービスを利用できるよう努めていく方針です。全国展開の背景には、沖縄での実績が県外の企業からも高く評価されていることがあります。
代表のコメント
okicomの代表取締役社長、小渡 玠氏は「私たちokicomは『沖縄から本土、そして海外へ』というビジョンを掲げており、『おもしろいことへの挑戦』を社是としている」と述べます。SUI-LOGはその理念の具現化であり、沖縄での経験を生かして新たな市場へも誠実に向き合い、地域や業界全体の発展に寄与したいとの意向が表れています。
お問い合わせ
本件についての詳細は、以下の連絡先よりお問い合わせください。
SUI-LOGがもたらす業務の効率化と、沖縄のテクノロジーが全国に広がる可能性に注目です。