介護現場の新たなパートナー
介護の現場では、高齢者や障がい者の方々に対する細やかな配慮が求められています。限られたスタッフで多くの利用者を見守るためには、効率的な支援が欠かせません。そこで注目されているのが、スティック型の「ハイスピード離床センサー」と体圧分散式の「多機能介護マットレス」です。これらの製品は、介護の質を高めるために開発されています。
革新的なハイスピード離床センサー
このセンサーは、従来の離床検知マットやセンサーの不便さを克服した新しいコンセプトの商品です。設置が簡単で、移動も容易なスティック型という点が特徴です。新技術を駆使したこのセンサーは、床上と足元を二重に監視し、臥位、座位、端座位、離床、不在に加え、転倒や転落といった危険な状況を迅速に検知します。これにより、介護者が必要な情報を即座に受け取り、適切な対応が可能になります。
体圧分散式多機能介護マットレス
次に紹介するのが、多機能介護マットレスです。このマットレスは、プロファイル加工されており、褥瘡(床ずれ)対策としても信頼されています。さらに、血行促進マッサージ器と体動センサーを内蔵しており、利用者の血行の改善やQOL(生活の質)の向上が期待できます。心拍数や呼吸数もモニタリング可能で、介護者の負担軽減にも寄与します。
専用見守りアプリでリアルタイム監視
さらに、これらの製品は専用の見守りアプリにより、PCやスマートフォンでリアルタイムに状況を確認できます。離床センサーからのデータと体動センサーの情報を統合し、遠隔地からの見守りも可能です。これにより、介護者は離れた場所からでも安心して利用者を支えることができます。
展示会と製品の共同開発
これらの製品は、2020年2月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催される「CareTEX2020」の展示会で直接体験することができます。また、フランスベッド株式会社との共同開発が進んでおり、より洗練された製品として7月に発売予定です。加えて、トイレ在室センサーとの連動によって、一層広範囲での見守りが実現することが期待されています。
まとめ
介護の技術革新が進む中、グローバル電子は新製品を通じて、利用者の安全と介護者の負担軽減に寄与し続けています。本展覧会では、新しい介護支援技術に触れる機会を提供し、多くの人々にその利点を知ってもらいたいと考えています。詳細は、ウェブサイトを通じて確認できます。
詳細情報
- - 展示会名: CareTEX2020 第3回 見守りシステム東京
- - 会期: 2020年2月12日(水)~14日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト南展示棟
- - 小間番号: 17-42
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