さとのば大学が地域の高校と連携協定を締結
地域を旅する大学として知られるさとのば大学(運営:株式会社アスノオト)は、新たに「広島三育学院高等学校」、「明誠高等学校」、オルタナティブスクールの「原宿AIA高等学院」の3校と連携協定を結びました。この協定の目的は、学校間の枠を超えた「高大連携コミュニティ」を拡大し、未来共創人材を育成することです。
新しい学びの形を模索する
さとのば大学は、日々の教育現場で「新しい学びづくり」に挑戦しています。この高大連携コミュニティでは、教育関係者や教員を含む多様な参加者が集まり、直面する課題や葛藤を共有。互いに支え合いつつ、より良い学びの環境を模索しています。また、中高生が社会とつながることができる越境学習の機会も提供。これにより、地域を越えた学びが実現しています。
具体的な取り組み
1.
オンラインミーティング – 学校の垣根を超えたつながりを生む場を提供。
2.
ニュースレター配信 – 最新情報を共有し、情報のロスを防止。
3.
大人の越境体験プログラム – 違った視点からの学びを促進。
4.
出張授業・講演 – 学校内に外部の知見を導入。
5.
地域留学プログラム「Learning Journey」 – 特別な教育体験を提供。
6.
「OST部」による部活動 – 複数校の学生が共同で活動する場を設ける。
7.
指定校・団体推薦制度 – 教育機関間での協力を促進。
これらの取り組みを通じて、仲間と共に未来の成長を目指す姿勢を育んでいます。
連携校の特徴
今回新たに連携した3校の特色について要約します。
- - 広島三育学院高等学校: 理念重視の教育アプローチで地域社会との連携を強化。
- - 明誠高等学校: 島根県にあるこの学校は、地域特色を生かした教育内容が特徴です。
- - 原宿AIA高等学院: 高卒資格を取得可能なオルタナティブスクールで、独自の学びを提供。
これらの学校との協力を通じて、さとのば大学は教育の新たな形を模索し続けています。
さとのば大学について
さとのば大学は、全国の4つの地域で1年ごとに生活しながら、地域の人々と共にテーマ設定や実践を行う「プロジェクト学習」に基づいています。また、講師や在校生と共に学ぶオンラインプログラムも並行して行われており、参加者は自らのプロジェクトを通じて学びを深化させ、地域の活性化に寄与しています。2019年に創設されたこの大学は、社会人向けカレッジとしてスタートし、2021年からは学位取得を目指す4年制プログラムも開始。全国の教育機関や地域と連携して多様な学びの場を提供しています。
今後もさとのば大学は、地方創生と地域の活性化に寄与しつつ、学生たちが自らの手で未来を切り開く力を育んでいくことでしょう。