ルーシー・リー展
2025-09-08 14:51:55

国立工芸館で開幕したルーシー・リー展の魅力に迫る

「ルーシー・リー展」開幕の全貌



2025年9月9日から11月24日まで、石川県金沢市の国立工芸館で開催される「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」。この特別な展覧会では、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの作品を通じて、彼女がどのように東西の文化を巧みに融合させていったのかを探ります。

ルーシー・リーとは?


ルーシー・リーは1902年にウィーンで生まれ、陶芸の道へ進みました。彼女は、20世紀初頭のウィーンにおいて、日常品を高い美意識で表現するアーティストの一人として名を馳せます。本展では彼女の初期作品から、晩年の作品までの多彩な制作活動が一堂に展示されます。

展示の内容



第1章 ウィーンに生まれて


この章では、ウィーン工芸美術学校で学んだルーシーの初期作品を紹介します。ルーシーが影響を受けたウィーン工房の影響は、その後の作品に色濃く反映されています。彼女が出会った作家たちの作品との対比を通じて、時代背景を学ぶことができます。

第2章 ロンドンでの出会い


1938年、ナチスの迫害を逃れたルーシーは新たな土地ロンドンで新しい人たちと出会います。ここではバーナード・リーチや若き彫刻家ハンス・コパーとの交流を通じて、彼女の作品に新たな息吹がもたらされます。ロンドンでの友情や影響を受けた作品も見ることができます。

第3章 東洋との出会い


ルーシーの作品には東洋の影響が色濃く反映されています。バーナード・リーチによるスタジオ・ポタリーの陶芸家たちが東洋の陶磁器を参考にしていた時代に、彼女もまたその影響を受けたのでした。本章では、ルーシーと彼女がリーチらと交わした連携を探ります。

第4章 自らのスタイルへ


ルーシーの作風は1970年以降に確立されたと言われています。鉢や花器など、そのスタイルは彼女の卓越したセンスを象徴するものとして、展覧会での目玉となるでしょう。この章では、現代に引き継がれる彼女の陶芸の美を感じることができます。

展覧会の特典


展覧会期間中、会場内ではルーシー・リーの作品をテーマにしたオリジナルグッズも販売されています。公式図録や、キャンディポーチ、アクリルチャームにクリアファイルなど多種類が揃い、来場者にとって忘れがたい思い出を提供します。

  • - 公式図録:2,800円(税込)
  • - キャンディポーチ:各1,100円(税込)
  • - アクリルチャーム:各770円(税込)
  • - A4クリアファイル:各440円(税込)
  • - トートバッグ:1,210円(税込)

開催概要


  • - 展覧会名:移転開館5周年記念ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
  • - 会期:2025年9月9日(火)-11月24日(月・休)
  • - 会場:国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
  • - 開館時間:9:30-17:30(入館は17:00まで)
  • - 休館日:月曜日
  • - 観覧料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円

展覧会が開催される金沢市は、歴史と文化の深い街です。ルーシー・リーの作品を通して、彼女の創造性と東西文化の交差点を体験しに、ぜひ訪れてみてください。


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会社情報

会社名
文化庁
住所
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111

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