レバンガ北海道、新たな歴史を紡ぐトーステン・ロイブルHCの就任会見
6月4日、レバンガ北海道の新しいヘッドコーチ、トーステン・ロイブル氏の就任会見がCOCONO SUSUKINOで開催されました。この場には多くのファンやメディア関係者が集まり、レバンガ北海道の未来に向けた意気込みが語られました。
トーステン・ロイブルHCの挨拶
会見の冒頭、ロイブルHCは「皆さん、こんにちは」と日本語で挨拶し、改めて多くの方に集まっていただいたことに感謝の意を表しました。彼は過去にレバンガ北海道の指揮を執っており、その思い出を振り返りながら今回の就任に至った理由を語りました。「14年ぶりに北海道に帰ってきてくれてありがとうございます」と多くの期待を寄せるファンへの感謝の気持ちを表しました。
札幌選択の理由
「いろいろなオファーがあった中で、レバンガ北海道を選んだ理由は、以前の経験と歴史が大きい」と語り、自身が指揮した初年度の成功を振り返りました。ロイブルHCは「ドキドキした気持ちでこのオファーを受け」、北海道のチームと共に新たな挑戦に取り組む決意を示しました。
新チームについて
会見では、現在のチーム状況についても触れられました。新シーズンは非常に若い選手が多く、経験が不足している選手もいるかもしれませんが、それでもポジティブでハングリーな姿勢を持った選手たちと共に戦うことを楽しみにしていると述べました。この新チームのビジョンとして、現代のバスケットボールスタイルを追求し、高い強度でのプレーを重要視していることを強調しました。
富永啓生選手の重要性
特に富永啓生選手を新たにチームに迎えることがプラスになると考え、その成長に期待を寄せています。「彼が北海道でプレーすることが、将来的なNBAへの道にもつながる」との思いを述べ、富永選手の成長がチーム全体に良い影響を与えることを期待していると語りました。
チーム目標とファンへの思い
「新シーズンの目標についてはまだ具体的には語れないが、チームの向上と未来への準備が大切」とし、選手たちに対してもハードワークの重要性を訴えました。また、「ファンの皆さんへのエンターテインメント性があるバスケットボールを披露したい」とも語り、観客が楽しめるプレーを展開することを約束しました。
選手のモチベーションについて
さらに、選手のモチベーションを高めるためには、選手自身が自分のモチベーションを上げられる環境を作り出す必要があると考えていると述べました。そのためには、選手自身の思考や姿勢を変えることが重要で、ハードワークが成功への鍵であると信じています。
最後に
「北海道のファンの皆さんはいつも情熱を持ってチームを応援してくださっています。彼らの応援があってこそ、チームは成長し続けることができると実感しています。」と締めくくるロイブルHC。今後のレバンガ北海道の挑戦に期待が高まる瞬間でした。
ロイブルHCの強い意志と未来に向けたビジョンを胸に、レバンガ北海道が新たな歴史を刻んでいくことをファンは心から期待することでしょう。