横浜美術館での特別展示が話題に
横浜美術館が新たに開催するコレクション展にご注目ください。この展示では、特に注目を集める淺井裕介の新作《八百万の森へ》を紹介するほか、1980年代と2010年代の現代アートを受け継いだテーマで、様々な作品が展示されます。
新作《八百万の森へ》
淺井裕介は横浜に強い縁があるアーティストで、2023年に新作《八百万の森へ》を発表しました。この作品は、横浜信用金庫の創立100周年事業の一環として収蔵されたものであり、彼の独特の視点から表現されています。作品は、大きなパネルを数枚組み合わせることで、異なる絵柄を展開することができ、観客に新たな体験を提供します。この特別展示は2024年7月に開催されたもので、今回は異なる絵柄も含まれ、さらに作品に関する映像や資料も展示される予定です。
現代アートの収集
横浜美術館は、休館中に多数の現代アート作品を収集し、1980年以降の作品群に焦点をあてています。特に1980年代には、女性アーティストが台頭し、男性中心の美術界に新たな風を吹き込みました。これにより、身体や手仕事をテーマにする作品が多く生まれ、音楽や映画などの他のジャンルとも交差した新たな表現が生まれました。2010年代には、環境問題やジェンダーの問いかけをする作品が増え、この時代のアートは私たちの社会を映し出す鏡のような存在となっています。この展示を通して、今を生きるアートの力を感じていただけることでしょう。
関連イベント:ギャラリー・トーク
展示に関連したイベントも行われます。学芸員やエデュケーターによるギャラリー・トークが開催され、参加者は作品の見どころや楽しみ方について学ぶことができます。以下の日程で行われる予定です。
- - 2025年4月11日(金)14:00~14:30
- - 2025年4月19日(土)11:00~12:00(英語通訳あり)
- - 2025年5月2日(金)14:00~14:30
- - 2025年5月10日(土)11:00~12:00(手話通訳あり)
参加は無料ですが、当日有効の観覧券が必要です。
展示の概要
本展覧会は2025年2月8日から6月2日まで開催され、開館時間は10時から18時(入館は17時30分まで)です。毎週木曜日は休館日ですが、特定日には開館します。入館料は一般が500円、大学生300円、中高生100円、小学生以下は無料です。
横浜美術館のコレクション展を通じて、新収蔵作品の魅力と現代アートの奥深さをぜひご体感ください。