BMWが大阪・関西万博でVIP送迎車両に電気自動車を採用

BMWが万博期間中のVIP送迎車両に選定

ビー・エム・ダブリュー株式会社は、大阪・関西万博のVIP送迎車両として、最新の電気自動車「BMW i7」と「BMW iX」を採用したことを発表しました。この選定は、環境への配慮とその魅力からきており、万博に参加する国際的なVIPたちのあらゆるニーズに応えることを目指しています。

環境にやさしいブランド

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、この選定について「環境を考慮したクルマであり、世界中のVIPを魅了するに相応しい」と述べました。このような背景から、「BMW i7」「BMW iX」は万博での特別なイベントに相応しい存在とされました。

さらに、大阪・関西万博開催期間中には、関西国際空港のビジネスジェット専用施設「Premium Gate 玉響」への送迎も行われます。この送迎には「BMW X7」が使われ、空港から万博会場までのスムーズな移動が可能となります。

充実のラインナップ

「BMW i7」は、完全電動のラグジュアリーセダンとしての地位を確立しており、電動による走行性能と、エンターテイメントの要素を融合させた一台です。利用者は「MY MODES」を通じて、照明やサウンド、映像を自分の気分に合わせて楽しむことができます。特に、リヤ・スペースに設けられた31.3インチのシアター・スクリーンでの映像体験は圧巻です。

「BMW iX」は、次世代を見越したデザインやパワートレインの特徴を持つSAV（スポーツ・アクティビティ・ビークル）です。持続可能性を重視しており、電気モーターと大型リチウムイオンバッテリーを搭載していることで、長距離走行が可能です。

一方、「BMW X7」は、豪華さと実用性を兼ね備えたモデルで、最大7人の乗車が可能です。いつでも快適な空間を提供するために、4輪アダプティブ・エア・サスペンションを採用しており、路面状況に応じて車高を調整します。大きなサイズ感と優雅なデザインは、故障なくVIPの送迎にふさわしい存在です。

一貫したサービスの提供

このように、BMWは大阪・関西万博において空港から会場内までの移動、さらには会場内の移動まで、すべてのシチュエーションでVIPのための送迎を提供します。これにより、参加者はもちろん、VIPたちの移動がスムーズになることでしょう。

2022年末からBMWが納入を進めているハイヤー車両と合わせ、関西国際空港と万博会場間の最高品質の移動手段が実現されつつあります。BMWの電気自動車による送迎は期待されるだけでなく、今後の環境回帰の象徴ともなりそうです。