日本スキー場開発株式会社(以下、NSD)は、2024-2025ウィンターシーズンの第2四半期におけるスキー場の来場者数が過去最高を記録したことを発表しました。全スキー場の来場者数は前年同期比約115%増の82.2万人に達し、これは創業以来の最高記録となります。この成果は、四つの主要スキーリゾートの魅力と、国内外からの集客戦略が見事に結実した結果といえます。
まず、白馬八方尾根スキー場は19.8万人、白馬岩岳スノーフィールドは9.1万人、つがいけマウンテンリゾートは17.1万人、めいほうスキー場は9.3万人の来場者を迎えましたが、特に注目すべきは白馬岩岳スノーフィールドに導入された新ゴンドラの効果です。この新ゴンドラはスキーヤーだけでなく観光客にも人気があり、来場者数の増加に貢献しました。
このシーズンは豊富な積雪に恵まれただけでなく、人工降雪機の追加投資によって、従来よりも早く全コースをオープンすることが実現しました。また、グローバルな集客努力も影響しており、特にインバウンド観光客の大幅な増加が見られました。全グループスキー場のインバウンド来場者数は21.4万人に達し、前年同期比で44.2%の増加を記録しています。
さらに、NSDでは長期的な施策として、「NSDキッズプログラム」を実施しています。これは小学生以下のお子様に無料でシーズン券を提供するもので、ファミリー層をターゲットにしたお得なプログラムです。今シーズンの会員数は4.4万人と前年の3.4万人から大幅に増加し、さらなる来場者数の増加に寄与しました。このプログラムを通じて、未来を担う子供たちにウィンタースポーツの楽しさを伝えることが目的です。
一方、NSDグループではスキー場へのアクセスを簡単にするため、複数のスキー場で利用できる「NSDスノーリゾート共通時間券」や、中学生向けの共通シーズン券を販売し、これもまた利用者の拡大に繋がっています。これにより、もっと多くの人がウィンタースポーツを楽しむ機会が増えているのです。Now, almost 9 ski resorts are participating in the program, aiming to make winter sports more accessible to a broader audience.
このような取り組みの結果、NSDは今後も地域のスキー場を活性化させるための新たな施策を続けていく方針です。次回のシーズンに向けて、白馬八方尾根スキー場ではゴンドラリフトのリニューアルが計画されているなど、さらなる魅力の向上にも取り組まれています。
私たち日本スキー場開発は、今後もお客様に感動と楽しさを提供するため、新しい挑戦を続けていきます。大自然の中で心躍るウィンタースポーツ体験を、何よりも大切にしてまいります。