モノづくりの未来を支える働き方
株式会社東海理機が、2026年1月に一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)から「ホワイト企業」の認定を新たに取得しました。この認定は、企業が家族や社会に応援され、次世代に残したいと思う対象です。つまり、単なる「ブラックではない企業」ではなく、人を大切にし、次世代に誇れる企業であることの証です。
この認定のためには、70項目に及ぶ厳しい審査基準に基づき、企業のビジネスモデルや人材育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ、健康経営、労働法遵守などが総合的に評価されます。昨年、634社が認証を取得しており、今後の企業づくりにおいてこの評価制度の重要性はますます高まるでしょう。
モノづくりと人づくり
東海理機が掲げる理念は「モノづくりを通した人づくり」です。企業は長年、自動車部品をはじめとする社会インフラを支えてきましたが、東海理機はモノづくりの中心に“人”を位置づけています。現代の働き方改革や人手不足といった課題の中で、同社が示す「成長しながら働ける職場の構築」は、企業の持続可能な発展のための鍵と言えます。
社員が誇りを持ちながら成長できる環境を提供することは、企業価値そのものを向上させると同時に、地域社会に対する信頼を得ることにもつながります。これからの職場は、ただ「続けられる」だけでなく「成長しながら続けられる」ことが求められています。
現場主導の改革への取り組み
東海理機では、制度や表面的な変化だけでなく、現場の「当たり前」を変えていくことに挑戦しています。その一環として業務の見える化や責任の偏りを防ぐ仕組み、個別の目標設定と対話を重視する姿勢が生まれました。これにより、社員が「頑張っている人が損をしない環境」を築き、持続可能な成果を上げることが可能になります。
また、管理職が現場を支える存在に変わることで、より良い組織文化の創出を目指しているのです。このような「人への投資」は、社員の満足度を向上させ、ひいては顧客満足や地域社会へのポジティブな影響にもつながります。
次世代に誇れる職場を
東海理機は「人の頑張りに依存しない会社」へと進化しつつあります。若手社員が安心して挑戦できる環境と、ベテランの知見が自然に次世代に受け継がれる仕組みがくっつくことが重要だと捉えているのです。社員が家族にも勧められる職場作りは、そのまま企業文化の根幹を形成するものとなります。
代表の西氏が描く未来
株式会社東海理機の代表である西保幸氏は、企業の成長には社員の幸せが不可欠であるとの信念を持っています。彼のもとでは、社員一人ひとりが誇りを持ち、辞めた後も「ここで働いていて良かった」と感じられることが最も重要だと考えています。
これからの中小製造業にとって、東海理機の取り組みは「リアルな働き方改革」の好例になり得ます。地味かもしれませんが、社員とともに制度を整え、意識を耕し続けてきた同社の姿勢は、多くの企業にとっての貴重な教訓でしょう。社員の幸せが企業の信頼と成長を生み出すこの時代に、ホワイト企業認定は、同社の信念を後押しするものに他なりません。