フードデリバリー専業店「Ghost Kitchens」新たな一歩
株式会社ゴーストレストラン研究所が運営するフードデリバリー専門店「Ghost Kitchens」が、2023年6月中旬に初の実店舗を東京都西麻布にオープンします。この新たな取り組みは、同社がユーザーの期待に応え、フードデリバリー業界でのさらなる成長を目指すものです。
Ghost Kitchensとは
2019年に設立されたゴーストレストラン研究所は、Uber EatsやChompyといったデリバリーアプリを利用して、実店舗を持たずに美味しい料理を届ける「Ghost Kitchens」を展開しています。多様化する食文化に応じ、季節や流行、地域の住民の声に基づいたメニュー作りを大切にしています。現在、9つのブランドを通じて、幅広い料理を提供中です。
出店の背景
新店舗のオープンに至ったきっかけとして、ユーザーからの「近くでテイクアウトできる場所が欲しい」という要望が寄せられたことが挙げられます。これに応えるため、配送料を抑えつつ安心・安全な食事を提供するためのオープンキッチンスタイルが選ばれました。実際のお客様の声を取り入れた新たな食体験の提供が期待されています。
資金調達の目的
今回の増資には、主に以下の3つの目的があります。
実店舗の開設
西麻布に開店されるオープンキッチンでは、実際に料理を手に取って味わえるという新しい体験を提供します。お客様との対話を重視し、すぐに取りに行ける利便性も魅力です。
新ブランドの展開
今後、健康志向の高まりや多様な食文化の影響を受け、新しいニッチな料理にもチャレンジします。特にビーガン料理や地中海式料理といった、幅広いニーズに応えるメニューの開発が進行中です。
Direct to Consumerビジネスの推進
食べたいときにすぐに食べられる「冷凍キット」の販売も計画中。配達エリアを超えて全国へ届けることが可能となるこの取り組みは、食卓をより豊かにすることでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ゴーストレストラン研究所
- - 所在地: 東京都港区西麻布2-25-31 クオーレ西麻布
- - 代表取締役: 吉見悠紀
- - 事業内容: 飲食店運営、ゴーストレストラン事業開発支援
- - 公式ウェブサイト: Ghost Kitchens
まとめ
「Ghost Kitchens」が目指すのは、ただデリバリーサービスを提供するだけではなく、地域のコミュニティと連携した新しい食文化の創造です。集まったリソースを活用し、ユーザーのニーズに応えた柔軟な展開が今後どう進化していくのか、注目が集まっています。