夏の職場モチベーション向上講座
一般社団法人教育コミュニケーション協会は、2025年6月12日から7月31日まで、「夏の職場モチベーション向上講座」を開催します。この講座は、心身の不調が顕在化する梅雨から夏にかけてのビジネスパーソンを対象にしたもので、特に「沈黙のストレス」について解説し、職場活性化を目的としています。
梅雨から夏にかけての「沈黙のストレス」
講座の担当講師である木暮太一氏は、梅雨時期から真夏にかけて、特定の心身の不調が「言えないストレス」として蓄積されることに注目しています。このストレスは、ただの体調不良に留まらず、精神的な側面にも悪影響を及ぼすものです。たとえば、「なんとなくやる気が出ない」といった微妙な感情や、集中力の低下は、周囲に相談しづらい。しかし、こうした問題を放置しておくことで、従業員のモチベーションが低下し、結果的には離職リスクが高まることが懸念されます。
木暮氏は、「夏の沈黙ストレス」を解消するためには、従業員が抱える不安や不調を自由に言葉にできる職場環境作りが重要だと強調します。特に、休暇明けには仕事の現実に直面してストレスを感じやすくなり、職場内でのコミュニケーション不足が改善の妨げになっています。
調査結果と夏バテの影響
Job総研が2025年5月に実施した調査によると、回答者の44.5%が最初の夏バテを体験しており、特に“眠気やだるさ”が業務効率を低下させる主な要因とされています。また、57.6%は休み方についての悩みを抱えており、これも業務にも少なからず影響を及ぼしています。この状況を放置することは、企業全体にとって非常に危険です。
講座の内容と得られるスキル
「夏の職場モチベーション向上講座」では、以下のような内容が提供されます:
- - 具体的なコミュニケーション手法で「言葉にならない不調」を伝える方法
- - 上司と部下が「言いにくいこと」を話せる心理的安全性の構築
- - 自身の状態を客観的に把握する方法
- - 職場のコミュニケーションを活性化させ、互いを理解し合う実践テクニック
この講座は、個々のメンタルヘルス向上だけでなく、組織全体の連携を強化し、夏季の疲労による生産性低下を効果的に防ぐことに貢献します。短期間で集中した内容を学べる本講座は、法人・団体の管理職や人事担当者にとって特に価値のあるプログラムとなるでしょう。
開催概要
- - 講座名: 夏の職場モチベーション向上講座
- - 講師: 木暮太一(言語化コンサルタント)
- - 開催期間: 2025年6月12日(木)~7月31日(木)
- - 形式: オンライン / 一部リアル会場
- - 対象: 企業の管理職、人事担当者、チームリーダー
- - 詳細・申し込み: 教育コミュニケーション協会の公式サイト
参加者からの問い合わせも多く予想されるため、早めの申し込みをお勧めします。今回の講座を通じて、より良い職場環境を作り、心身の健康を守るための第一歩を踏み出しましょう。
木暮太一プロフィール
木暮太一氏は、独自の視点で多くの著書を持ち、年間200件を超える企業研修を行っている言語化コンサルタントです。卒業時には「資本論」をわかりやすく解説し、現在も多くのビジネスリーダーに支持されています。今後の新講座やプログラムも期待が高まります。