主婦のキャリアを再評価！未来に向けた新しい活動が始動

日本において、主婦という立場は時に偏見の対象となってしまいます。特に、家庭に入った期間を「ブランク」と表現されることに対して、多くの人々が疑問を抱いています。今回は、そのような「ブランク」という考え方を変え、主婦自身がキャリアを意識して行動に移すことを目的にしたプロジェクトを取り上げます。

私たちは、主婦のキャリアを考える冊子を全国へ配布するためのクラウドファンディングをスタートしました。このプロジェクトの背景には、多くの主婦が経験する「働く選択肢の模索」という現実があります。家庭に尽くすことが多い主婦たちにとって、どのようにして社会に戻るか、または新たな働き方を見つけるかは重要な課題です。

私自身も長女の育児を約8年間専念し、その中で得た経験が社会では「ブランク」とされてしまうことに心苦しさを感じてきました。しかし、主婦としての生活の中でも、育児や家庭支援を行い、様々なスキルや能力を磨いてきたことも忘れてはいけません。この冊子は、そういった主婦の経験を正しく評価し、キャリアとして生かすためのヒントや助けとなる内容を含むことを目指しています。

私たちは、「主婦＝ブランク」というイメージを変えるためには、まず主婦自身が意識改革を行い、周囲の理解も得ることが不可欠だと考えています。この冊子を公共施設や産婦人科、幼稚園、保育園などに設置し、手に取りやすい場所に置くことで、多くの主婦に届くことを期待しています。

冊子を通じて、何かのきっかけとなり得る主婦が一人でも多く現れることを願っています。自分のキャリアについて改めて考え、前向きな行動を起こす主婦が増えることが、最終的には社会全体のイメージをも変える鍵になるでしょう。

私たちは、全国で10,000部の冊子を配布する目標を掲げ、プロジェクトを進めています。これに協力する企業や団体も増えており、一般社団法人プロティアン・キャリア協会や株式会社morichといった団体が支援に名乗りを上げてくれています。

このプロジェクトは、単に冊子を配布するだけでなく、主婦たちがキャリアの重要性を認識し、未来を見据えた働き方を考えるきっかけを提供することが主な目的です。主婦たちが目を向ける先には、自分自身のキャリア形成や活躍の場が広がっています。「主婦＝ブランク」という古いイメージにとらわれず、今の時代を生きる女性たちが新たな未来を切り開くための第一歩を踏み出すための手助けをしたいと考えています。ぜひ、この活動に賛同し、共に未来へ歩んでいきましょう。