CloudBCP、5000万円調達
2023-05-26 09:00:01

BCP対策支援クラウドサービス「CloudBCP」、5000万円のシードラウンドを資金調達

BCP対策支援クラウドサービス「CloudBCP」、5000万円のシードラウンドを達成



企業の事業継続計画(BCP)策定と運用を支援するSaaS「CloudBCP」を提供するCloudBCP株式会社(本社:大分県津久見市、代表取締役CEO:衛藤嵩史)は、5000万円のシードラウンドによる資金調達を発表しました。

今回の資金調達には、九州オープンイノベーション2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員GxPartners LLP及び(株)FFGベンチャービジネスパートナーズ)、NES投資事業有限責任組合、ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合など複数の投資家が参加しました。

急増する事業リスクへの対策としてBCPの重要性が高まる



近年、自然災害、感染症拡大、サイバー攻撃など、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化の一途を辿っています。そうした中、事業継続計画(BCP)の重要性はますます高まっています。2024年4月には介護事業所のBCP策定が義務化されるなど、社会全体でBCPへの関心が高まっていると言えるでしょう。

しかし、従来のBCP策定は、専門知識が必要な上、時間とコストがかかるため、特に中小企業にとっては大きな負担となっています。

CloudBCP:BCP策定・運用を効率化するSaaS



CloudBCPは、こうした課題を解決するために開発されたクラウドサービスです。従来、コンサルタントを雇って半年から1年かけて行っていたBCP策定を、わずか15分で完了させることができます。また、トレーニング機能を活用することで、PDCAサイクルを迅速に回し、常に最適なBCPを維持することが可能です。

緊急連絡機能や安否確認機能なども搭載されており、BCP活動に必要な機能をワンストップで提供することで、企業のリスク管理を効率化します。

資金調達による今後の展開



今回の資金調達により、CloudBCPは介護業界への営業体制強化とマーケティング活動の拡大を予定しています。高齢化社会の進展に伴い、介護業界におけるBCP対策のニーズは高まっており、CloudBCPはこの市場に注力することでさらなる成長を目指します。

代表者コメント



CloudBCP株式会社代表取締役CEO 衛藤嵩史氏は、幼少期から事業継続の困難さを目の当たりにしてきた経験を背景に、すべての企業が安心して事業を続けられる社会の実現を目指しています。今回の資金調達について、投資家からの高い評価を喜び、今後の事業展開への更なる意気込みを語りました。

投資家からのコメント



投資家からは、CloudBCPのサービスが多くの企業の課題解決に貢献するポテンシャルを高く評価する声が上がっています。特に、大分県津久見市を拠点とするスタートアップ企業への投資として、地域経済活性化への期待も寄せられています。

まとめ



CloudBCPは、BCP策定の簡素化と効率化を通じて、企業のレジリエンス向上に貢献するサービスです。今回の資金調達を機に、更なる事業拡大とサービス向上に期待がかかります。

会社情報

会社名
CloudBCP株式会社
住所
大分県津久見市港町1-21津久見商工会館2F
電話番号

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