国際物流の促進を目指したリターナブル容器の新手引きが登場

国際物流の新たな一歩



令和8年5月11日、国土交通省は国際間でのリターナブル物流容器に関する手引きを改訂しました。この手引きは、環境に優しい物流システムの確立を目指すもので、国際間の物品運搬における容器の再利用を促進します。手引きには、AEO(Authorized Economic Operator)制度を活用した免税手続きの簡素化や国際海上コンテナのデバンニング作業に関する調査結果が反映されています。

改訂の背景


国土交通省は、日中韓の三国による物流大臣会合を通じて、シームレスな物流システムの実現や環境負荷の低減を目指した取り組みを継続しています。リターナブル物流容器(RTI)の普及は、物流コストの削減だけでなく、一度使い切りの容器の廃棄を減少させることで、環境への配慮にも寄与することが期待されています。

新しい手引きの内容


改訂された手引きには、これまでの調査結果に基づき、RTIの活用状況や課題、多様な取り組みの事例が追加されています。また、AEO制度を活用した免税手続きに関するアンケート調査や、国際海上コンテナのデバンニング作業におけるロボット技術の導入状況に関する情報も含まれています。これにより、業界関係者はより具体的で実践的な情報を得ることができます。

セミナーの開催


さらに、令和8年2月19日には、国際物流におけるRTIの利用状況やさまざまな課題を紹介するセミナーも開催され、参加者間での情報共有と意見交換が行われました。このような取り組みは、国際間の物流をより効率的にし、持続可能な社会の実現へとつながります。

未来への展望


今後、国土交通省はRTIの活用によって実現するコスト削減やCO2排出量削減の効果を検証していく予定です。また、再輸出や再輸入に伴う免税手続きの可能性を探る実証調査を進め、次のステップにつなげていきます。これらの取り組みが、将来的には国際物流の円滑化と、さらなる環境保全につながることが期待されています。

新たに改訂された『国際物流におけるリターナブル物流容器(RTI)利活用の手引き』は、以下のリンクからダウンロード可能です。どうぞご覧ください。
国際物流におけるリターナブル物流容器(RTI)利活用の手引き

国際間リターナブル物流容器の利活用が進むことで、持続可能で効率的な物流システムが構築されることを、全国の企業が期待しています。

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