『街ナカ・モリ』プロジェクトがスタート！森と人のつながりを促進

新たなプロジェクト『街ナカ・モリ』が始動！

2023年4月1日、静岡県静岡市を拠点とするエッセンシャルデザイン株式会社、宮城県石巻市のNPO法人MAKEHAPPY、そして東京都港区の一般社団法人あんしん生活協会の三者が共同で『街ナカ・モリ』と題した新しいプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、人と森のつながりを強化し、より良い社会を実現することを目的としています。

環境と社会における森の役割

森の重要性は様々な側面にわたります。生物多様性の保護やCO2の吸収、快適な生活環境の提供など、森が持つ役割は多岐にわたり、経済的な効果も年間約70兆円に上るとされています。しかし、近年放置されている日本の人工林は劣化が進み、子供たちが自然と触れ合う機会が減少しています。特にコロナ禍において、自然体験の機会が大幅に減り、約20万人以上が影響を受けたと報告されています。

「森ファンを1000万人創りだす」

このプロジェクトの中心となるのは、「森ファンを1000万人創りだし、人と森を元気にする」という大きな夢です。そのためには、以下の主な取り組みを実施します。

1. 森体感ワークショップの開催
街中で多くの人々に気軽に森を感じてもらうためのワークショップを実施します。五感を使って楽しむことで、森への興味を促進し、さらに大人と子供のコミュニケーションの機会を提供します。

2. 間伐材商品の普及
自然に触れた後、次のアクションとして間伐材を利用した家具や雑貨を取り入れることを提案します。この取り組みは、生活の豊かさを増すだけでなく、森を守る活動を支援することにも繋がります。

3. 間伐・植樹の実践
森への関心が高まった後は、実際に森を手入れする活動を行います。これにより、心からの「森ファン」を育て、地域とのつながりを深めていきます。