広島で開催される介護関連の商談展「CareTEX One」が4倍の規模に拡大

日本の高齢化が進む中、介護業界の技術革新と食の分野での展望がますます重要視されています。そんな中、2025年3月18日と19日の2日間、広島産業会館にて介護の「食」と「テクノロジー」に特化した商談展「CareTEX One 広島’25」が開催されます。主催はブティックス株式会社で、前回開催から約4倍の規模にまで拡大され、業界にとって大きな盛り上がりを見せることが期待されています。

これまで多くの来場者を集めてきた「CareTEX One」は、特に介護事業者に向けた展示会であり、今後の介護ビジネスのあり方を考える重要な場となります。本展は「ケアフード展」と「介護テクノロジー展」を同時に開催し、両方の分野からのアプローチを可能にします。食事関連サービスの専門展では、高齢者向けの配食サービスが多く出展される予定で、介護テクノロジー展では見守りロボットや介護システムが紹介されます。

特に注目なのは、新設される「介護施設ソリューションゾーン」です。これにより、参加者は介護業界での様々な課題解決を目的とした情報を集め、具体的なソリューションを見出すことができると期待されています。来場者には業界に属する関係者が限定されるため、落ち着いて商談に臨むことができます。また、出展ブースへの来場予約サービスも用意されており、来場者は感心のある企業への訪問日時を事前に指定することができ、時間を有効に使える工夫がなされています。

さらに、本展では業界のプロフェッショナルを招いた「専門セミナー」も併催されます。介護の食に関するセミナーでは、広島県栄養士会の木村要子氏が、高齢者の低栄養予防について解説します。また、介護のテクノロジーに関しては、広島大学大学院の東有明氏がAIやVR技術の活用に関する講演を行います。その他にも、誤嚥防止のポジショニングや、介護DXでの生産性向上施策についてのセミナーが行われる予定です。事前申込が必要ですが、参加は無料です。

この展示会に出展される商品やサービスは多岐にわたります。高齢者向けの多様な食事サービスや、最新の介護用ロボット技術、システムの導入事例などが紹介される予定です。参加を希望する方は、公式サイトからの来場事前登録が必要です。一般の方や学生、18歳未満の方は入場できませんので、注意が必要です。この商談展は、介護の未来を担う様々な情報や技術を集める貴重な機会であり、業界に関わる皆様にとって理想的なネットワーキングの場となることでしょう。

また、取材希望やお問い合わせがある際は、ブティックス株式会社の「CareTEX One 事務局」へ直接連絡することができます。公式サイトには、詳細な情報や展示商品についてのリストも掲載されておりますので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。この商談展を通じて、介護業界のさらなる発展に寄与できることを期待して、皆様のご来場を心よりお待ちしています。