代々木上原に誕生した10億円超の新築邸宅が語る美と永遠性

代々木上原の新築邸宅が誕生 - その魅力とは？

代々木上原に新たに完成した住まいは、価格が10億円を超える美しい邸宅です。この邸宅は、50周年を迎えた諸戸の家株式会社によって製作され、その名も「SUPER LUXURY 代々木上原の邸宅」と名付けられています。これは同社の新ブランドの象徴的な物件でもあり、品質を重視した家づくりの理念を体現しています。

諸戸の家の歴史とその特異性

1975年に設立された諸戸の家は、高級戸建住宅の分譲を5000棟以上手がけてきた実績があります。2023年から新たに打ち出した「SUPER LUXURY」ブランドでは、2億円〜6億円の価格帯で、スイスの高級時計ブランド「フランクミュラー」とのコラボ住宅や伝統和紙を使用したキッチンを提案しています。最新の調査によると、全国の注文住宅の平均価格は5811万円に達しており、東京23区の新築マンションの平均価格も1294万円と、代々木上原の邸宅は際立った高価な物件と言えます。

記念プロジェクトとしての邸宅の意義

この邸宅は、諸戸の家の集大成とも言える重要なプロジェクトで、場所や空間、演出の全てにおいてこだわる姿勢が表れています。「美しさと永遠性に魅了される邸宅」がコンセプトに掲げられており、それを実現するために多くの優れた職人たちが集結しました。

大森レイ氏による「DRAGON」

本邸宅の玄関にはアーティスト大森レイ氏の作品「DRAGON」があります。高さ2.4m、幅2.7mの巨大な龍の絵は、次世代へ繁栄を願う意図が込められています。大森氏は、世界的に評価される陶芸と絵画の二刀流のアーティストで、多くの著名な作品を手掛けています。

引箔のパネルと漆塗りの扉

大森氏の龍の両側には、京表具の伝統工芸士・田中善茂氏による引箔のパネルが配されています。このパネルは、伝統技術と現代美術が見事に融合した装飾が魅力です。また、リビングダイニングにつながる漆塗りの扉は、牧野昴太氏の作品で、「ひび塗り」という独特な技法が施されています。これにより、一般的な漆と異なり、ひび割れ模様の美しさを引き立たせています。