オークネット循環型経済ラボが発表した中古車市場価格指数
東京都港区に本社を置く株式会社オークネットは、2025年12月の「中古車市場価格指数」を発表しました。これは、オークネットが設立した「オークネット循環型経済ラボ」が実施した調査に基づき、和文資料が含まれています。このラボは、リユース市場の細かな動向を分析するために設立されたものです。
特に日本の中古車市場では、一般的に「平均取引価格」が参考にされることが多いですが、その値動きだけでは取引される車の質の変化を捕らえることが難しいことが指摘されています。そこでオークネットは、東京大学エコノミックコンサルティング(UTEcon)との協力のもと、リユース流通価格指数を開発。これにより中古車の実際の価格動向をより正確に把握することが可能なシステムを作り上げました。
2023年12月からは毎月のレポートが公開されることになり、今回発表された2025年12月のレポートもその一部です。
中古車市場価格指数の現状
2025年12月の中古車市場価格指数は、2008年7月を基準にすると2.370を記録し、前月の2.400からは0.029の減少、すなわち1.22%の減少にあたります。同様に、平均取引価格においても同じ期間を基準にすることによって、2025年12月の値は99万5,199円で、前月からの減少が見られます。
特に注目すべき点は、「中古車市場価格指数」と「平均取引価格」との間に見られる相関です。需要の減少とともに、相場が下落し平均価格も下降している状況が伺えます。これにより、中古車市場は依然として厳しい状態であることが伝わってきます。
ボディタイプ別の価格動向
レポートでは、ボディタイプ別の中古車市場価格指数も分析されています。例えば、バンやトラックでは1.89%の低下が見られ、コンパクトカー、ミッドサイズ、SUV、ミニバンすべてが減少しています。一方で、ラグジュアリーカーの価格は0.79%上昇しており、需要の変化による顕著な違いが現れています。
研究の背景と今後の展望
このリポートは、オークネットが1985年に世界初のリアルタイム中古車オンラインオークションを開始して以来の蓄積されたデータに基づいています。オークネット循環型経済ラボは、今後も独自のリサーチを通じて、循環型経済の未来を伝える情報を提供していくことを目指しています。
また、UTEconとの連携により、信頼の置ける分析を実施しており、パートナー研究者には物理学博士のダニエル・ウォルター氏が参加されています。これからの研究成果をもとに、中古車市場のさらなる詳細な動向なども追っていく予定です。
オークネットの最新の研究成果を基に、内容を深く理解するために、ぜひレポートを参考にしてみてください。新たな経済的視点をもたらす循環型経済ラボの活動に今後もご注目ください。
詳しいレポート内容は
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