ジョブカン電子帳簿保存に新機能が追加
株式会社ジョブカン会計(東京都渋谷区、代表取締役:宮川浩嗣)は、2023年9月10日(水)より、請求書や領収書の電子保存ができるサービス『ジョブカン電子帳簿保存』に新たに「AI-OCR(β版)」機能を導入しました。この新機能により、手入力による作業が大幅に軽減されることが期待されています。
AI-OCR(β版)機能の概要
新たに搭載されたAI-OCR機能では、請求書や領収書の画像を自動で読み取り、必要なデータを抽出することができます。これまで、PDF形式の請求書は自動で読み取れたものの、画像形式の領収書などは手入力が必要でした。しかし、AI-OCRの導入により、これらの証憑も自動で処理できるようになるため、事務作業の手間を大幅に削減できるのです。
読み取れるデータとは
AI-OCR(β版)は、以下のような情報を自動で読み取ることが可能です:
認識されたデータは、そのまま証憑として保存されるため、業務の効率化に寄与します。データの手入力を減らすことで、時間と手間を大幅に短縮できます。
開発の背景
『ジョブカン電子帳簿保存』は、電子帳簿保存法に対応するために開発されました。この法令では、「電子取引データの保存」と「スキャナ保存」が求められており、同サービスはそれに完全に対応しています。業務を行う上で必要不可欠な請求書や領収書を、より効率的に管理できるようにすることを目的とした機能が続々と追加される予定です。
利用方法
AI-OCR機能のβ版は、2023年9月10日から2025年12月末まで無料で提供される予定です。その後、2026年1月には正式版がリリースされる見込みです。『ジョブカンDesktopシリーズ』や『ジョブカン青色申告』を基本使用している方、または有効期限内の利用者は無料でこの新機能を利用することができます。
公式ウェブサイトでは、詳細情報や利用登録が可能です:
ジョブカン電子帳簿保存公式サイト
会社情報
株式会社ジョブカン会計は、2002年に設立され、東京都渋谷区代々木に本社を構えています。代表取締役の宮川浩嗣氏のもと、WindowsアプリケーションやWebアプリケーションの開発、情報提供サービスの運営など、多岐にわたる事業を展開しています。
公式ウェブサイトは以下の通りです:
ジョブカン公式サイト
まとめ
AI-OCR機能の追加により、ジョブカン電子帳簿保存は一層使いやすくなりました。事務作業の効率化を図りたい企業にとって、この新機能は大きな助けとなるでしょう。今後の進展にも期待が高まります。