ゲーム制作で学ぶ現場の力
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、ゲーム、IT、デザイン、映像などの業界での実践的な課題を学生に提供することで、業界への理解を深め、スキルを磨く場を提供しています。今回、株式会社スパイク・チュンソフトとの合同プロジェクトを通じて、学生たちがどのように挑戦を重ねているのかを見ていきましょう。
TECH.C.の企業プロジェクトの意義
TECH.C.の企業プロジェクトでは、実際の企業から出される課題に取り組むことで、学生がプロの現場を体験できます。このプロジェクトのメリットには以下のようなものがあります。
1.
現場のスキルを磨く - 学生は企業のニーズに応えるための具体的なスキルや考え方を学べ、実務レベルのクオリティを体験できます。
2.
就職活動の強化 - 企業担当者の前で自分の作品を披露することで実力をアピールするチャンスが得られ、プロジェクトを通じて得た経験は大きな就職の強みとなります。
3.
スキル向上のフィードバック - プロから直接フィードバックをもらうことで、学生の成長を促進します。
4.
商品化の可能性 - 学生が制作した作品や企画が企業に認められ商品化されることもあります。
このように、企業プロジェクトは学生が成長するための絶好のチャンスであり、実践的な学びを通じて「プロに求められる力」を身につける場となります。
スパイク・チュンソフトの企業紹介
スパイク・チュンソフトは2012年に株式会社スパイクと株式会社チュンソフトが合併して設立されたゲーム会社で、ヒット作の開発に多くの実績があります。代表作には『ダンガンロンパ』と『風来のシレン』シリーズ、さらには人気のサウンドノベルがあり、海外ゲームのローカライズも手掛けています。最新作には、『ダンガンロンパ』制作陣が集結した『超探偵事件簿レインコード』があります。
学生たちの挑戦
TECH.C.の学生たちは、スパイク・チュンソフトから提供された課題に取り組みました。その内容は「ダンガンロンパ」シリーズや「レインコード」の世界観を使用した3DCG制作やゲーム開発です。下記は学生たちが作成した作品の一部です。
3年生の学生の作品
使用ツール:Maya、Photoshop
学生コメント: 「ダンガンロンパ」のキャラクター「霧切響子」を制作。全身のバランスに注力し、印象を再現しました。特に髪やスカートのテクスチャに時間をかけました。
1年生の学生の作品
使用ツール:Maya、ZBrush、Photoshop、Unity、Substance 3D Painter
学生コメント: 好きなキャラクターを原作通り再現するため、セルルックレンダリングにこだわりました。顔の法線調整にも気を配りました。
ゲーム開発を行った学生
開発環境:Unity
学生コメント: 原作の雰囲気を保つために、雨やネオンの表現にこだわりました。ドット絵アニメーションでも、自然に見せる工夫をしました。
企業プロジェクトを通じて、学生たちは現場の課題に挑戦し、成長を感じる貴重な経験を得ています。また、原作へのリスペクトやコミュニケーションスキルも磨かれ、今後のキャリアに活かされることでしょう。
参加意思や関心を持つ方々へ
オープンキャンパスでは、これらの企業プロジェクトについて詳しくお話しいたします。興味がある方はぜひご参加ください。
お申し込みはこちらから。
学校概要
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、産学協同を基にした独自の教育システムを採用しています。ゲーム業界やIT業界、CG映像業界などを目指す学生に、多様な技術やコミュニケーション力を養うことで、「自分らしさ」を活かし、未来を作る人材を育成しています。
連絡先情報
- - 住所: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-11-10
- - 電話: 0120-00-5586
- - 公式サイト